今年も日本最大級のNFLモックドラフトの祭典、未練・或爺杯モックドラフト2018(通称:未練杯)が行われました。
結果は下記サイトにて確認ください。
http://avestc.blog79.fc2.com/blog-entry-34.html

今年は久々にニューイングラド・ペイトリオッツが指名権2つということで
GMに就任するんだと思いきや、タッチの差で逃してしまい
どこのGMをやろうかと考えた結果、ジャクソンビル・ジャガーズGMをやりました。
AFC決勝でペイトリオッツに負けたチームです。今後のチームビルディングが気になるということでやってみた次第。

いやぁ6年前にチャンドラー・ジョーンズを当てたのでね、やりたかったんですけどね
仕方ないですね、ジョーンズはアリゾナ・カーディナルスに移籍してしまいました。
思い入れがある選手なので移籍しても応援しています。

今回ジャガーズを研究するにあたって、プレーオフの3試合を確認して何が必要かを考えた結果
ドラフトニーズとして一番重要なのはLBという結論に至りました。
MLBのマイク・ポズルズニーが引退を発表ということでテルビン・スミス、マイルズ・ジャックという選手はいるものの
やっぱりILBが欲しいなぁと思ったものです。
近年のNFLの守備としては4-3というよりも4-2ニッケルが増えているのも確かですが、強力なILBがいるチームは強いチームという印象を持ちます。
ということで、ドラフト候補を見るわけですが、今年はLBが不作。以下の4名しかいない。

Tremaine Edmunds LB Virginia Tech
Roquan Smith LB Georgia
Rashaan Evans LB Alabama
Leighton Vander Esch LB Boise State

一番欲しいと思った選手はエドムンズ。とにかくサイズが大きく運動能力に長けていて若い。
多分1巡29位では難しいけれど、実際どのあたりで指名されるのか他チームの指名が読めなかった。
とりあえず、この4名のうちの誰か1名でも残っていればというスタンスでドラフトを開始。
17位のロサンゼルス・チャージャーズまでにヴァンダー・エッシュが指名されたのでLBは終了。


Bプランに移ります。
次に必要なポジションは
CB、OL、WRというところでした。
自分の指名順位、1巡29位の時に残っていたのは

Connor Williams OT Texas
Jaire Alexander CB Louisville
Will Hernandez OG UTEP

くらいでした。目の前でCBやWRが取られていくのは大変胃が痛い思いをしました。
ちなみに指名したかったCBは、ルイビル大学のアレクサンダーだったのですが、何か夢がない。(28位で指名されたJosh Jacksonはアレクサンダーより下の評価をしてました。)
OLのコナー・ウィリアムスを指名してもやっぱり面白みがない。
というかやっぱりLBが欲しかったなぁと思っていたところでした。
1巡32位のフィラデルフィア・イーグルスからトレードの話が来たのは。(だいたい27位のころです)
イーグルスからトレードで差し出すなら、アキーム・ヒックスかマイケル・ケンドリックスだろうというのは、トレードの話をするときに相手チームを分析する際に理解していました。
元々カリフォルニア大学のILBとして期待されてたけれど、トップスターの地位まではいけていませんけれど、ラインバッカーとしては計算できることは確かで、ポズルズニー引退の穴を埋めるには悪くない。
速攻でトレードに乗りました。ちょうど27位のニューオーリンズの指名発表しているあたりで決まった出来事でした。
ちょっと指が震えて、トレード提出に時間がかかってしまったのは我ながら少し恥ずかしい。緊張は毎年しますね。指名よりもトレードの方が。


あとは31位までに狙っている選手が指名されないことを待つだけでした。
コナー・ウィリアムスはミネソタに指名され、パッツは誰を取るのか想定していませんでしたWRもいなくなっていたので、アレクサンダー取られたらどうしようというのはありました。
正直、ヘルナンデスは好きなタイプの選手ではないから指名したくなかった。そのためLSUのWR、D.J.Charkは最後のとっておきで残しておいていました。
SMUのCourtland Suttonもしかりですが、サイズのある大型WRがいるのは、いくらレナード・フォーネットのラン攻撃中心であっても誤った選択肢ではないと思っています。この辺は人それぞれの考えがあるでしょうけれど。私はいわゆるワイドアウト、WR1の指名なら許容派です。


で、結局、指名はジェーレ・アレクサンダー。会場も白けるくらい当たり前で当然の指名です。
しかし、LBのケンドリックスを取った上での指名です。上出来といえるでしょう。
昨年は、1巡32位の指名権をもっていながらトレードで譲ってしまって指名し損ねた最後のトリ。指名できて良かったです。
なお、32位は未練杯でもRyan Ramczykでした。そのまま指名してたら去年は優勝だったのに。
昨年のセインツは、Marshon Lattimore(昨年の未練杯で狙っていた)、Ramczyk、Marcus Williams、Alvin Kamaraと大当たりしてます。ドラフト。


さて、今年のドラフトは、OLの不作、WRも不作、TEも酷い、という中で下位指名のチームはドキドキしながらドラフトするわけです。
外から見るなら、そりゃ
サム・ダーノルド、ジョシュ・ローゼン、ベイカー・メイフィールド、ラマー・ジャクソン、ジョシュ・アレンといったQBがどこに指名されるのか、
サクオン・バークリーはいったい何位でどこのチームに指名されるのか(NYGにおいでよ)
がまず注目なんですけど、下位は大変。取り合い、騙し合い。
私はビル・ベリチックのチームビルディングにいつも興味があるので、指名権が2つあるパッツは特に注目。