2022年 NEのドラフトを考える

未練杯をやる前にチーム状況を書いて煙幕としたかったのに、PCが壊れたんだ

ドラフトをする前に大事なことは、チームの状況を冷静に考えることで、デプスチャートを確認。
ニューイングランド・ペイトリオッツのデプスチャートを確認。
まずはオフェンス

Pos 1番手 2番手 3番手 4番手以後
QB Mac Jones Bryan Hoyer Jarrett Stidham
RB Damien Harris Rhamondre Stevenson James White J. J. Taylor, Devine Ozigbo
WR1 DeVante Parker Nelson Agholor Tre Nixon Kristian Wilkerson
WR2 Kendrick Bourne Nelson Agholor Matthew Slater
WR3 (Jakobi Meyers) Ty Montgomery Malcolm Perry
TE Hunter Henry Jonnu Smith David Asiasi Dalton Keene
LT Isaiah Wynn Justin Herron Yodny Cajuste
LG Michael Onwenu William Sherman Arlington Hambright
C David Andrews James Ferentz
RG James Ferentz Drew Desjarlais
RT Trent Brown Michael Onwenu Yasir Durant

未練杯やっている最中にマイヤーズのテンダー期間が越えたので、WR3に彼を明記。
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そして守備

Pos 1番手 2番手 3番手 4番手以後
LDE Deatrich Wise Jr. Henry Anderson Bill Murray
NT Davon Godchaux Christian Barmore
RDE Lawrence Guy Daniel Ekuale Byron Cowart
WLB Matthew Judon Josh Uche Ronnie Perkins
MLB Mack Wilson Anfernee Jennings Cameron McGrone Terez Hall
SLB Ja'Whaun Bentley Raekwon McMillan Jahlani Tavai Harvey Langi
LCB Malcolm Butler Terrance Mitchell Shaun Wade
SS Adrian Phillips Kyle Dugger Joshuah Bledsoe
FS Devin McCourty Jabrill Peppers Cody Davis
RCB Jalen Mills Joejuan Williams Justin Bethel
SCB Jonathan Jones Myles Bryant

Dont'a Hightower, Jamie CollinsがUFAという状態。契約をするならドラフトが終わってからという見方。
スペシャルチーマーは割愛。この後大事なことは53人までロスターカットされることも考慮する必要があります。

 ここで目立って穴に見えるのはまずはRG。昨年までの先発シャック・メイソンをバッカニアーズにトレードで放出。Cの控えとRG1番手が兼任という名前の薄さ。LGのOnwenuは大学時代はG。ただしペイトリオッツに入って使われたのはRTとして。昨年まではLGはTed Karrasが務めていましたがFA移籍。マイアミに移籍してすぐ戻ってきて忙しい選手だ。彼は逆に元C。ということでOLのユニットの中では両Gが気になるところです。ペイトリオッツの攻撃、WRオプションを使用することもあって体躯が強くてパワーのある人を欲する傾向を見ていて誰かは指名するけれど誰を指名するのか注目しています。1巡では過去にLogan Mankinsという素晴らしい選手も指名しておりその再来もあり得るかなという見立て。

 続いてDL。Guyの32歳という年齢が気になるところとBarmoreが一番手に評価されない状況の残念さが目立ちます。後者は、昨年のドラフトのDT一番手評価(1巡で指名されるという予想も数多くありました)でしたが、NFLになると特別な選手になれない難しさ。2年目の成長を考えることもあり得ますが、DLのローテーションを多くするチームの中でもう一人使える選手が欲しいなぁという印象。Trey Flowers(2015年4巡DE)のような選手が見いだせると嬉しいなと思っています。

 さらに気になるのはLB。ベントリーと2年契約で残し、19年3巡で取ったChase Winovichを、ブラウンズの19年5巡Mack Wilsonとトレードするという補強をしていますが、層の薄さ中心となる選手が弱い。特に中央をどうするのか?という疑問が残る現状になっています。だからこそモックドラフト、ペイトリオッツの1巡予想がLB。特にILBのNakobe DeanやDevin Lloydが出てくるわけですね。Jarod MayoやHightowerの系譜から考えたらLloydの可能性は高いかなと。

 そして忘れてならないのがCB。ここの特徴は自前で用意して失敗するのが数多く、ドラフト上位で指名しても活躍せず、ドラフト外の選手や他チームから拾った選手が活躍する印象があります。前者の例がLACに移籍したJ. C. Jackson、後者がStephon Gilmore、と最近もいますね。この点から1巡でCB指名するのか?と疑問を持っていますが、ドラフト前の接触ではAndrew Booth Jr.、Trent McDuffie、という21位クラスのドラフト候補には面談していて別に指名されてもと思います。両者ともCBとしては背が高い部類なのがやはりチームの傾向らしい。