この前読んでいた本で、そういえばと思ったお話。
毎度ながらの事業仕分けとかに出てくる事実で1年あたりの費用が、何千万とかになるというお話。
金額だけを見て、即座に、無駄だと反応するのはどうかと思うのだが、
「何故」どうかと思う根拠が必要だと思う。
この手のニュースは支出金額のみで判断(特にワイドショー)されがちだが、使われる内容をどうこう考えるまで至らない。文化教育とかは、効率だけで判断できる話じゃないしね。(ただ裏金とか、本当にくだらない支出ばかりだから世の中の大問題なんだろう)
また何千万という金額も、国民一人当たりで割ったら1円を切ってしまうのだが、問題はそれでも使いようのない施設があるということなんだが、どうやったらこれを作れるの?と思う施設。廃止とか、減額よりも先に、本当に知りたいのは、財務体質である。費用も、財務の貸借対照表の内容等で本当に怒り狂うべきか判断できるのだが。(大概は財務体質よりも、施設内容の稚拙さが大きく取り上げられる)
仕分ける際に、祭壇にかけられる側は、自ら公表するとかできないもんですかね。(まぁ大赤字だろうけれど)
こういう時にこそ、民営化(株式会社化)が必要だと思ったりしますが、郵政民営化の影響からか、民営化という言葉だけでアレルギー起こすバカが発生していることも悲しいニュースですよね。