未練杯感想戦 2024

今年も未練杯は、Green Bay Packers(以下GB)の担当をやりました。
理由は簡単です。NYG:順位が高い、NE:順位が高い、MIN:QB指名は面白くない。
以上のことから、1巡中位から下位で面白そうなところということでGBになりました。

チームのニーズは
OL、LB、CBと言われております。
プレーオフの試合を見る限り、Alexanderの反対側のCBは本当に必要というか、DBが弱い印象を受けましたが、McKinney加入でSAFは強化され、OLのDillard加入が未練杯直前に決まりましたので、Bakhtiari不在も一応の穴埋めができている環境である認識。そして守備コーディネーターの変更で4-3にする、という認識を持ってチームを見ると、LBが少ない気がしたのが未練杯前の印象。
続いて、ドラフト前にGB側が接触した選手(ドラフト上位指名予想される選手のみ抜粋)
Edgerrin Cooper, LB, Texas A&M
Michael Hall Jr., DT, Ohio State
Kool-Aid McKinstry, CB, Alabama
Amarius Mims, OT, Georgia
ああ、この辺狙えばOKだな。と共通点を考えた場合、身体能力なんだろうなと思いました。


モックドラフトの醍醐味と言えば、予想通りにチームがこの選手を指名したというのを当てることに楽しみがあります。
その次が、自分が活躍すると思った選手が現実で活躍すること。
昨年でいえばJordan Addisonが頑張っていますし、Christian Gonzalezは怪我さえなけりゃDROYでしたね。


上記4名の中で本命はCBのMcKinstryです。個人的にはMcKinstryか、Cooper DeJean(Iowa)が、今のGBには向いているだろうなぁと思って本番に臨みます。
で、25位まで待つわけですが、1巡5位までで毎度の茶番でしたので、腹が立ってきましてOLの補強を完遂するならJoe Alt(Notre Dame)が1番じゃないか。1巡+2巡aをトレードして1巡10位で取ってやろうかと思ってきます。1巡7位のTENが過ぎたら8位ATL、9位CHI→LARのニーズがLTじゃないのもわかっていましたから。ただしTENがALT指名したのでこれは未遂。


それから、考えたのは25位と2巡41位と3巡58位でほしい選手が全て指名できるのか?という現実的な問題。もう少しトレードのチップを増やしたいと思うものです。なにせOLがRunyanの移籍もあり、RGを確実に指名したうえでOTが欲しい。だから2枚は確実に必要。チームを勝たせるLBは1巡で指名出来なくても2巡までには確実に欲しい。この3枚+CBという4名指名したい欲が出てくるわけです。
というわけで未練杯本番前からトレードすることを考えます。事前にKCから来ていましたが、少し条件が悪く保留していました。此方からトレード話を仕掛けたのがBAL。ちょうど向こうのニーズがCBにないので計算しやすかったですね。
本命のMcKinstryを待つ間、14位でArnold、15位でDeJeanが消え、一番優秀そうに見えるQuinyon Mitchel(Toledo)が17位まで残ったのは意外な気分でありつつ、McKinstryが大丈夫なのかを見極める作業に終始しました。
ただ、残った選手がOL中心に多く、これはトレードダウンを決めるほうが賢明と思い23位の指名をみて決行。29位のCBニーズだったDETを通り過ぎたらMcKinnstry指名となるところでしたが直前で取られました。
ああ、2年前のデジャヴを感じました。ただ今回はあの時と違って次の候補に悩むことはありませんでした。
4-3のDEFを行うのに必要なのは、デカくて、強くて、速くて、頭良い、ミドルラインバッカー。このニーズを埋めるならこの選手しかいない。ということで指名は
Edgerrin Cooper, LB, Texas A&M
安心できる指名だったことと、GBのAlexanderがいる上で、Valentineが残っていて、2年前のドラ1Stokesがケガさえしなけりゃと思うとDBへの投資が多すぎるので、やはりLBに持っていってスキームの確立をするほうが安全に思えます。

他のLBの候補をみましたが、Trotter、Wilson等のほうが弱点が目立つため、総合点の意味でもCooperではないでしょうか。
個人的な採点としては、McKinstryだったら100点だったのですが、直前で取られてこのような結果のため90点くらいです。
今年のGBのドラフトは、トレードダウン予想がちらほらあるので、はてどうなる。