現代哲学の中で有力な地位を占める人だからね、非常に残念な。しかし、著作もあるし。彼の提唱した「脱構築」というのは、おそらくニーチェニヒリズム分析からの系譜(つまり大きくはミシェル・フーコー)なんだと思うけど、ハイデッガーもあるかな、詳しく読んだこと無いから、よく知らん。フランス人の現代の人なんて、ロラン・バルト以外そんなに読んだことなくてね。ドゥルーズガタリフーコーといつも途中で違う本に移ってる。スマンねぇ。いつも、ソシュールの影響を受けた構造主義の解法に理解できず、そのポスト構造主義がどう構造主義に対しての位置を取るのか理解が出来なくなる。フーコーの思考集成とか出てジャンル別に分けられてやっと理解しやすくなったが。ドゥルーズ=ガタリの「アンチ・オイディプス」「千のプラトー―資本主義と分裂症」を簡単にまとめた本無いのか?