11月2日にはてなから重要なメールが来ていたらしい。いつもフリーメールのほうしか確認しなかったので見落としていた。それによると、

『この度、はてなでは、ユーザー様にはてなをご利用いただくにあたって、必要な登録情報項目として「住所」を追加し、「氏名」「生年月日」「性別」についても正しい登録をおこなっていただき、皆様に安心してはてなをご利用いただくための「はてな住所登録、正しい情報登録キャンペーン」を実施します。皆様のご協力をお願いいたします。』

とのこと、住所登録というのは非常に印象が悪い。重要な個人情報の一つであるこれについて、何も考案段階での知らせがなく、決定項だけ送られるのは疑問以外のなにものでもない。色々書いてはいるが、考案段階についての時系列は書いてない。
次に、

『1)2004年12月31日までに住所登録、正しい情報登録をおこなってください。
※2005年1月1日以降は、上記登録変更ページに住所のご登録がないユーザー様は、上記ページにて入力いただくまで、一時的にはてなをご利用頂けなくなります。
2)抽選で150名様に「はてなポイント付き住所確認はがき」をお送りします。』

とある。利用者はこの知らせに対してたった2ヶ月という短期間でその情報を送るべきなのか考えなければならないのである。半強制状態。キーワードダイアリーについては「はてな」以上に使い勝手の良いblogサイトはない。そして住所登録を行ったメリットがまるでない。住所登録を課しているココログについては@niftyの関係だからまあ理解できる。exciteもそれなりに理解できるが。blogだけのはてなはなぁ。はがきを送るのが150名というのははてな利用者1600万のうちどれだけ少ないことなのかも考えて貰いたい。突発で決めたわけだし、全員に送ってみろ。もし、株式会社はてなが株を公開していたら、普通に信用無くして株価暴落しているところだよ。はてなのスタッフには社会性がないのか?大いに疑問だ。情報公開が現在色々と言われている現在でこれはないだろ。
はてなが9月以降、伊藤直也氏によるものだと思うが色々と機能が加わり、より使いやすくなった途端にこの悪い材料を出すからね。勿論、やる内容については悪いこととは思わない。ただオペレーション、デリバリーが悪い。どこか他からアウトソーシングされるべきだったな。
ところで、私はまだ住所登録はしていない。信用できないからね。色々時間をかけて、代替手段を探す予定。キーワードダイアリーってないよね。はてな以上に使えるblog。プロフィールなどを書くことについてはドリコムは使いやすい。信用性と知名度ならLivedoorブログとかかな。gooとyahooはID持っているからスグ作れるね。画像とかについては数値の詳細を忘れたので調べてくる。ポータルサイトはどこも危険だと思うしね。とくにはてなは独自のネットサービスが少ない分5年後に生きているかも保証はない。infoseekが楽天に買収されたり、ライブドアは一応売名した理由も自分の企業の知名度を上げて今後も利用者を増やさなければ、今までの投資分が回収できないからじゃないかとか思ったりしている。ライブドアもブログよりも他の業績で持っている節が多々あるからね。これ以外にもblogを作る会社が沢山増えると、今後は淘汰の時代が始まるわけだ。こういうときに選択は非常に大事だ。マッキントッシュみたいにユーザーとしての愛着有るわけでもないしね。ただキーワードシステムが好きだし、イヤと言うほど検索に引っかかることが好きだ。
ではどこを選ぼうかと、株と業績で診断してみる。既にフォーサイドの株価、純利益が落ち出している。携帯は既に始まっているのかもしれない。次はblogだろう。ライブドアも上場来高値から程遠い株価をしているし。エキサイトの株価も2日目で反発している。株式会社はてなは株を市場に公開していない。公開しないメリットというのもある(例えばサントリー)わけだが、今回の措置はチョットね。