新宿の東急ハンズに行こうとしたのだが、新宿高島屋の前は既に電飾に彩られたツリー、オブジェが並び、エスカレーターを昇って2階のスロープを通って行こうとしたらそこはイルミネーションロード。ましてや、ハンズの入り口も「ハンズ・クリスマス」電飾コーナーだった。まだボジョレー・ヌーボーも飲んでいないのに。
ついでに新宿の紀伊国屋にも行ったのだが、2階の私の行くコーナーは大学受験用の願書が並んでいるところを抜け出るとある。ちょっと優越感に浸りながら趣味本のコーナーで本を探すのだが、未だにスコッチウィスキーの本が少ない。カクテルや日本酒の本はやけに多いのにウィスキーは少ない。スコッチになったら尚更。ブランデーは皆無に等しい。その中でもスコッチウィスキーについてはシングルモルトを愉しむ (光文社新書)シングルモルトは網羅できるだろう。詳細に知りたいなら、改訂版 モルトウィスキー大全で十分だと思う。しかしブレンデットは少ない。ブレンデッドスコッチ大全はデータも古くなってきた気もするし、数も多くない。こういうところをしっかりとカバーできる著作は出ないものかね。
ついでに言うと、ワインの本もフランスワインばかりで面白くない。何故ならフランスワインはフランス産の次ぎに選ぶのは同じブドウ(私の場合、ボルドーのメルロとカベルネ・ソーヴィニョン)で選ぶならカリフォルニア、オーストラリア、チリであるが、あまり銘柄を知らないので知っておこうとおもうのだが、そういう紹介の本はない。それにワインの本になると有る程度価格の高いワインばかりが紹介されることになる。ただはっきり言ってしまえば、ワインは正しく飲めば安いワインもそれなりに中級程度の味にすることが可能なのである。値段だけの世界ではない。