白く染まれ

銀世界は美しいが非現実

確かWANDSにあったよね、そんな曲。上杉昇 柴崎浩al.ni.coに移る前。「Same side」の叫びっぷりが最高に好きだった。評価はかなり低いけど、あのころの何か悩みきったところが、ちょうど時代だった。何かアイドルになってしまう前からだけど「天使になんてなれなかった」とか、現実とか社会とか戦うには、祭り上げられたらダメみたいだ。そんな90年代を幼すぎて知らない子供が今後社会に出るんだから時代って恐い。ちなみに私が一番時代を感じるのは月並みですけど、小説とマンガの中身ね。過去読んだ本で「芸術家は世相に敏感に反応した作品を作る」云々という本を読んだが、その本が言及していたのはカンディンスキーとかだったわけで、現在芸術よりもまずはそっちかと。音楽また然り。