20世紀絵画 モダニズム美術史を問い直す (光文社新書)を大分前に読んだんだが、この著書の折々、自分の主観から切り口を入れているから、結局読者が見てその感想を云々と書いてあったわけだが（一度読んだら2ヶ月くらい読み返さないことが重要だ!!）、他人の主観というフィルターを通しても、理解に苦しむモノとああそうなのかと思うモノとそれは違うだろと思うモノがある、そんな雑多なものが現代ですから。結局、思ったのは網羅にならん。網羅といえばやっぱり20世紀の美術と思想が良かったかな。作品は少ないが。
個人的な現代芸術についての考えはデュシャンとクラインがトップ2。でも好きなのはサム・フランシス。20世紀絵画はゴッホ、カンディンスキー、キリコ。で、ピカソは別格ね。考えれば政治史よりも複雑で大変だ。
