書面

隣、五月蠅いぞ

Eの人が読書しながらコーヒーを飲んでいたら、頭の禿げた老人と下流喰い―消費者金融の実態 (ちくま新書)の作者の須田慎一郎みたいなメガネした体躯の良いスーツ(襟に何かのマークのバッジが付いていた、会社か資格かどっちやら)の中年がやってきました。封筒を空けて何を放すかと思いきや、自分の借金の圧縮やら今後年金を幾ら貰うのだろうかという話、最後は「破産」でした。だけどなぁ、大きな声でそんな話を人がコーヒーを飲むスペースでするか?普通。折角のコーヒーもマズくなるわ。昔、隣のカップルだと思ったら、離婚の話を付けている状態だったとか、「男と別れるべきだ」と女友人を説得する女とか、色々見たが、唯一ないのが結婚話。あれも書面に記入して捺印し、後は受理されれば効力を発揮するわけだが、コーヒーを飲むスペースでダメらしい。