毎度、政治ネタは書いていて面白くないのだが、指が進むので仕方ない。
今回の政権交代だとか言っている話の中で、官僚支配から脱却とか言っている(何故か最大野党が)輩がいるので私は理解に苦しんでいる。
さて、官僚問題としてセットに考えられているのが天下りだが、天下り対策のために、定年を考えて云々の行が既に私には怒りである。定年まで官庁に残しておいても仕事が効率よく進まなかったら、どこかに移って貰う方が賢いと思う。官僚、公務員の仕事の質を変えるのなら、個人的には「団結権団体行動権、団体交渉権」の労働三権を認める代わりに、クビにするのも容易にするほうがスリム化にも良いと思うのである。官庁内で組合活動している奴らとか、現行制度内では害悪極まりない。公務員は国民のために奉仕しなければ。
ああ、この為には憲法改正が必要ですね、社会党。組合手動といえば民主党もどうなのやら。
(これと全く逆の公務員の数が足りないとする共産党の考えは筋が通っているのだが、賛成しない。少し前のフランスのような政治なのだが、フランスはこの効率の悪い社会とストライキの多さが問題だった)
ちなみに、官庁主導がずっと続いたのは、自民党の委員会に官僚がレクチュアして、政策が作られたからというのが一般的な見方で、政権交代すれば何とやらと書いてある文面も見ますけれど、個人的な見解としては、だったら民主党にもレクチュアして同じ事のような気がするし、官僚が流動する道筋がない以上は、天下りか、官僚を辞めて議員(それを族議員という)となるか、官庁と太いパイプを持った大企業の社員になるかって感じがするんだ。
というわけで、この問題に関しては、「クビ」と大きく言っていたみんなの党渡辺喜美には好感を持っているんだ。