NHKの芸術劇場で指揮者のズービン・メータが面白いことを言っていた。
作曲のルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンについて、
交響曲第7番のメインモティーフは旋律でない
旋律でないものを使って交響曲にしてしまう
だからベートーヴェンは天才
という論法だったのだが、確かに運命動機だけで交響曲第5番「運命」やピアノ協奏曲の4番を作ったんだよなぁと振り返り、素晴らしい旋律があって曲を構成できる天才がいたとしたら、それはモーツァルトなんだなと。改めて思った。