ライトな中身と思って買って読み進めていく裡に、面白い部分が散見されて中々良かった。
amazonのブックレビューの低評価のように、「でも問題解決は何も書いてないね」と言われたらそれまでの本ですが、三浦展、原田曜平と共に座談している草男というサンプルが時々発する、現在の若者を客観視した発言は、あっと驚くこともあって楽しめますし、納得したりと。(私も星を着けたら確かに5はないなwwwww)
まぁ本の中身は前書きと後書きに集約されているわけだから。其れを読んで興味が向いたら読んだ方が。
(とりわけ、上の世代の2名が若い人からの言葉を上手く引き出している印象。団塊には分かるまい状況が)
私の場合、ネットで見た毎日新聞の評論が最悪だったのがこの本を読むキッカケです。
http://mainichi.jp/enta/book/hondana/news/20100314ddm015070034000c.html

意外なのは、男同士で子どもを何人持つかで盛り上がるという。結婚したら専業主婦になって欲しい。家庭志向なのだが、こうした価値観の大元は若者用語の「リア充」にある。現実生活が充実して満足しているのだ。日本経済が大きく発展してとても豊かになって実現しているのだが、若者たちがこのように小さく満足して、日本の将来はあるのか、豊かさを保てるのかというのがオジサンたちのたいへん大きな心配である。そのへんは若者はどう考えているのだろう。

この辺の本の読み方なんだろうけれど、どうしてこうなった(若者が情報病と呼べる状況になった)かを考えてないとか、本を読んでから改めてこの書評見ると、読んでない???のではとも思ったり。

はっきり言って、心配するくらいなら、オマエの仕事を辞めて若い人間に譲るのが一番だろとか言いたいのはオレだけか?テメエらの時代と変わった中でこうなったんだろとか。