2010年シーズンは、ヘッドコーチのトム・コフリン下では、毎度恒例ですが最後の方で失速、しかも負けた相手がマズくて、フィラデルフィアグリーンベイ、お陰様でプレーオフを逃したということですが、コフリン、ディフェンシブ・コーディネーターのペリー・フェアウェル、オフェンシブ・コーディネーターのケビン・ギルブライドを残留させることができたのであります。ここが話す上での前提条件。
さて、ジャイアンツの成績を見ると、チームトータルの成績では攻撃守備共にTop10にいながら、守備のスコアリングで17位というのが気になる数字で、補強をするなら
1.ラインバッカー
2.ディフェンシブバック
という話と、攻撃では新陳代謝を図る意味で
3.ランニングバック
4.オフェンスライン
というポイントになります。
まず最初の2つというのは、アントニオ・ピアースが抜けた穴を誰も埋めることが出来ていない、キース・ブルックも及第点だとしたら、それよりも良いモノをドラフトに求めるのが筋。なのですが、もう一つはコーナーバックです、ニューヨークと同地区にはスゴいWRがいて、彼を抑えられるスピードのあるシャットダウンコーナーが欲しいのも事実。また、今度が2季目になるフェアウェルの好んで使っていた3Sをしたいのなら、セーフティーを補強するのも大事です。フィジカルに優れLB並の体格なら尚良い。(いつの試合だったか、先発メンバーのうちDBが8人って試合あったろ)
後半二つは、ブランドン・ジェイコブズ、アーマド・ブラッドショーの両名ともにファンブルロストの多さが目立ち、これが攻撃の足を引っ張ったこと、スコアリングでも大きく貢献できるタイプが欲しいという実情と、今季のNo.1RB、アラバマ大のマーク・イングラムの父親は、元NYGの選手だったことから、更に注目を浴びているところ。
4は、とにかくOLの高齢化しているので、欲しいのです。特にタックルが欲しいというのが実情。ゲイブ・カリミもしくはアンソニー・カストンゾの両名が候補になるのは頷けるところなのであります。
さて、本番で、ジョン・マーラは誰を指名するのやら。
実際問題、もしNYGが全体1位指名権を持っていたら、おそらく、ルイジアナステイトのパトリック・ピーターソンで決まりなんだけど、そうじゃないから面白いのよね。ドラフトは。