http://liondo.blog20.fc2.com/blog-entry-651.html
「開幕直前!NFL順位予想大会 2011」という企画です。詳細はリンクからご覧ください。
とても面白そうな企画ですね。土曜日です。
というわけで、誰もNYGの分析書いていないとは何事かということで、ちゃっかり即決でいってみよう。

さて、なぜ乗り気じゃなかったかと言えば、公式サイト上で、まだデプスチャートすら発表できないほど選手が揃っていないのです。もう少しプレシーズン進んでからにしてくれとか。思いながらも後方支援していきましょう。
各ポジション分析をば

    • オフェンス スキルプレーヤー

WRスティーブ・スミスとTEケビン・ボスというQBイーライ・マニングのターゲットとなるプレーヤーが退団。スミスにいたってはよりによってフィラデルフィア・イーグルスなんぞに行ってしまったわけですが、この後釜になるプレーヤーが実際問題見あたらない。
ワイドレシーバーに関してはドミニク・ヒクソンがシーズン全休から帰ってくるので、ヒクソン、ニックス、マニンガムと超のつく選手ではないですが優秀な選手をターゲットに散らしていけるかどうかという点です。ルート取りは上手い方
タイトエンドについてはちょっと心配なところ。レシービングにトラビス・ベッカム、昨季フルバック兼任だったベア・パスコーとはいえ、ボスほどの実力はないので、どうなるかというところ。
RBはアーマド・ブラッドショーが残留しそうなので、ブランドン・ジェイコブズと上手く兼用していくことが(データ的に偏ったのが失敗という記事は出ている)が重要。昨季はこれにファンブルの多さで苦労したのでそこが改善課題。ただ前々から言われていることは、アースウィンドアンドファイアーだったから強かったわけで、ウィンドになれる素材がそろそろ出てきて欲しい。7巡の新人ダレル・スコットはベアーズ戦でスピードを見せてくれたわけだが問題はそれがシーズンでもイケるかどうかというところ。FBは現在ヘッジコックFA中でいないので、どうするやら。パスコーやリードブロッカーとして上手とは思えないので個人的にはなんとか誰か取って欲しいわけですが。

    • オフェンスライン

ショーン・オーハラがFAになったし、リッチ・ショーベルもFAになったということで、今季はOLをシャッフルするということで、デビッド・バースをCに、LTだったデビッド・ディールをLGに、LTには09年の2巡bのウィリアム・ビーティーを起用することになりました。期待の選手なので彼次第でイーライのブラインドサイドをどれだけ守りきれるかというところ。加えてLTにはドラフト4巡でジェームズ・ブリュワーも即戦力級なので頑張れと。まぁ若干の心配はC。ランニングプレーも得意とするチームなので色々と細かい調整も必要なポジションだから。

    • ディフェンスライン

DEについては、32球団の中でも屈指のレベル。オシー・ウメニョーラが色々モメている間にも、10年の1巡ジェイソン・ピエール・ポールが素質を見せている状態というのが明るい好材料。ただバリー・コーフィールドが抜けたことでよりDTが弱そうに感じてしまうのがいただけないところ。ジョゼフ、オーステインと2年続けて2巡でDTを取っているので何とかなってほしいところ。

現在目下ディフェンシブバック故障中で、今季のドラフト1位、プリンス・アムカマラの故障、テレート・トーマスはシーズン全休濃厚という状態。DCのペリー・フェアウェルはDBを上手に起用したいタイプのコーディネーターなので頭痛の種。しかも同地区に変態的なスピードのあるWRとロングパスをやってくれるQBのいるチームが2チームもいるのに、CBに弱みがあるのはちょっとどころでなく痛い
ラインバッカーは、ドラフト外では上位候補にも名前の挙がっていたマーク・ヘルズリッチを補強したりしていますが、マイケル・ボレーイ、ジョナサン・ゴフ以外みんな若手という状態なので誰か一人でも爆発してくれたらと願うばかりです。
何せ、目下のところのライバルチームのQBさんは、ディレイブリッツが大の苦手としている人なのでDLからのブリッツよりも少々凝ったスキームで狙ってくるほうが良いわけですが、適任者がいなければそんな作戦したくてもできないと。

リターナーに泣いたところに、ドラフト3巡でジャレル・ジャーニガンは補強。昨年泣きに泣いた思い出すだけでも愚かなPに、一応スティーブ・ウェザーフォードは取りました。開幕でどうなっているかはしりませんが。

    • 以上の総括から、

昨年に比べると特に上がった要素はナシ。昨季は怪我人に泣いた感もあるわけですが、今季は既に怪我人に泣いています。しかし開幕を上手に乗り切らないとこのチーム、地区優勝およびプレーオフはないでしょう。