サー・アレックス・ファーガソン、引退

マンチェスター・ユナイテッドのマネージャー
サー・アレックス・ファーガソンが退任を発表。
今後はダイレクターとアンバサダーになると発表されました。
後任は、おそらくデビッド・モイーズになるでしょう。

ファギーを語る上でのいくつかの試合を
彼が、アバディーンで監督として成功(スコットランドリーグの中でグラスゴーの2チーム以外で優勝した最後のチーム)したことが評価され、機を見計らってユナイテッドに来たわけですが、3年間タイトルは取れませんでした。
そして1990年のFAカップ優勝の翌年の1991年のカップウィナーズカップ決勝。


1996年プレミアシップ、大口叩きまくっていたケビン・キーガン率いる
ニューカッスルの夢を打ち砕く勝利


1999年、トレブル達成の大きな出来事、準決勝アーセナル戦リマッチ

勿論、1999年のトレブルといえば、チャンピオンズリーグ決勝


2度目のビッグイヤー、2008年決勝


とりあえず、退任のコメントとして
「私にとって重要だったのは、クラブを可能な限り強力な状態にしておくことで、そうしてきたと自負している」とあって、今季の2012-13のチームについては「1999年のチームよりも強い」と評していたわけで、これ以上のチームを作る大変さを考えると、このタイミングは悪いとは思えない。ただし、最近になって「来季のために4,5名補強したい」と語っていたわけで、退任するとは思っていなかったのは、本音。
後任の人は、大変な重圧にもなるけれど、しっかりとタイトルを取ってもらいたいものです。
今季はバイエルン・ミュンヘンも優勝して勇退と、珍しい。