理想のために戦うイングランド、現実のために戦うイタリア、: そしてイタリア人と共に戦う日本人

理想のために戦うイングランド、現実のために戦うイタリア、: そしてイタリア人と共に戦う日本人

原題は「Italian Job」というタイトルの本なのであり
イタリアとイングランドとの違いを
見事に描出してあることが評価されていた本であるが
その中身の深さは、選手の育成やら戦術やら文化的な部分、と
多岐にわたって、しかも深い。
素晴らしい本だった。
ただ、翻訳は非常に手抜きであったことが残念。
同じ単語でありながら、ページによって該当する日本語表記が違うと言うことが多数。
ベンゲル誰だっけ」「ベンゲル誰」
イブラヒモヴィッチ」「イブラヒモビッチ
ディ・カーニオ」「ディカーニオ
マテヤ・ケジュマン」「マティヤ・ケジュマン」
更に酷いのは
ノリッジ」「ノーウィッチ」という表記が
同じページ内で現れるという、なかなか不思議なページも見た。
また、スコットランド人であることを知らずに
「Andy Roxbourgh」を読むと、大抵失敗する発音になる。
こういった、サッカー本に多く見られる、手抜き翻訳。
一体全体どうにかならんのか。