2 EUROプレビュー

デンマークはイタリア戦の戦力にグラベセンとグロンケアと2人帰ってくる。しかしサンドの不調が治らない限り、得点が難しいようにも思えたりする。やはりトマソン1人じゃ難しいよ。それはイタリア戦でのミドルシュートの少なさからの憶測だけど。しかし守備の良いチームなのであまり失点はないだろう。ただ、第3戦のスウェーデン戦を考えると勝ちたい試合だろう。逆にブルガリアは大量失点からどう立て直すのだろう?あまり考えられない。94年のW杯は一応0−3でナイジェリアに負けてから3位だったが。ベルバトフストイチコフを比べたら一目瞭然に。デンマーク、92年のチームをヒマに思い出してみた。やっぱりシュマイケル。神。ラウドルップ兄弟についてはバルセロナにいたミカエルが懐かしい。

フランチェスコ・トッティはツバをポウルセンに吐いたために、3試合の出場停止処分を受けた。ということでイタリアは大きく戦術変更をするらしい。イタリアを優勝候補に上げたのに、なかなか足枷になることであることは間違いない。そして中盤だがカッサーノガットゥーゾザネッティ、そしてピルロでいくようだが、カモラネージorフィオーレの名前がないことでACミランのスタイルでカッサーノトッティの代役であることが見て取れる。もう一つデルピエロは2トップの1人として起用のようだ。カッサーノはあまり良い状態とは思えないが、デルピエロをFWとして起用することは良いと思う。デンマーク戦も4−2−2−2の時の方が良かった。試合としてはスウェーデン相手にヴィエリのポストプレイが抑えられるようであれば、今回も勝てまい。それからサイドバックの上がりが少なければ試合の展開も相手に握られるかもしれない。守備自体も不安なイタリア。デンマーク戦ザンブロッタが呆れるまでに狙われていた。相手の右のリュングベリというのはイヤなマッチアップだ。スウェーデンはルチッチがケガをしたようだが、ニールションかなそうすると。カールストロームがスタメンで入って。
このグループCはデンマークスウェーデンのように監督の在任が長くてシステムから戦術まで良いチームがイタリアを引きずり落とす戦いになるのかもしれない。スウェーデンが引き分け、デンマークが勝つと、イタリアが3位で第11節を迎える面白い展開になってしまう。