ちょっと、昨日の日記に書いたことで指摘を受けたのでこれについて書いてみよう。
簡単に自分の考えを述べると、

  1. サッカーは個人技を競う競技でなく、得点を競うものである。個人のスペクタクルはチームのシステムによる土台があってこそ、アクセントとして生きてくるのであって、個人のスペクタクルだけがゲームの中心と考えることは本末転倒。
  2. 個人のスペクタクルが無い試合は無い。パスにもディフェンスにもゴールにも全ては個人が行うモノであり、全てにスペクタクルはある。しかしどれだけ突出した選手であっても90分全て自分の試合にすることなどあり得ない。
  3. 守備は攻撃への前段階。守備を考えることなく試合を見ることなどあり得ない。ボールを相手から奪わなければ攻撃すら不可能である。

私にとってツマラナイ試合は何かも述べよう。

  1. ただシュートを放り込むだけの試合
  2. 味方内でパスを回し続けリスクの無い試合
  3. フェアプレーを感じさせない試合

ギリシャがスペクタクルの無いチームだなんて思ってないし。ただスペクタクルよりも戦術のほうが目立つ。スペクタクルが目立った選手がセイタリディスだったかな。それから、ギリシャで一番スペクタクル演出できるであろう、ツァルタスが決勝で出なかったことは残念。追いつかれたら出るかもしれなかったけど。