日本対バーレーン 3−3 延長前半1−0 延長後半0−0w

まず、この方式について笑うしかない。確かに延長戦というのはあるね。昔はゴールデンゴール方式でこれは「反撃する機会がない」という理由で消えたね。そのためにシルバーゴール方式になったね。これでEURO2004イングランドポルトガルとか凄い試合になったよね。あのランパードの延長後半のゴールに涙が出そうになった。(追記 この決定はかなり前から決まっていたようで、シルバーゴール最後の大会がEURO2004だそうで)
続いて遠藤保仁の退場の場面だが、どこをどう見たら、退場になるのだろう。レフェリングもカードはたくさん出すのだが、意図が不可解なカードも多かった。試合の運営も非常に悪かった。

  • さて、試合内容について書くか。

前半早々に失点をするのだが、失点の仕方が非常に悪く、3バックの連中には反省してもらいたいものだ。
得点については、玉田の1点目はスルーパスにしても非常に流れの良い得点だった。そして中澤のゴールもだが、非常に良かった。日本はシステムの都合上、ボランチのどちらかが上がらないと攻撃の良い形ができないのであるが、ボランチが上がらないために、ディフェンダーが上がるしかない。3バックなのに悲しいな。2点目については良く決めたと思う。相手の上がりすぎたディフェンスライン、GKとの1対1の場面。結果については褒めよう。
内容については、やはり問題だらけの試合内容だった。コンディションというだけでは理由にならない選手一人一人のアタッキングの問題、プレー一つ一つに対しての対応、このまま、決勝で勝ってアジアの王者になったとしても、所詮「アジア」の王者になるだけで、世界に冠たる勲章は得られないと思う。
ただ私は優勝して欲しい、それはコンフェデレーションズカップという非常に良い戦いに出られるからである。しかしコンフェデのドイツの地に立っている日本代表は、監督から戦術まで全て変わりきっていて欲しいな。ジーコのサッカーでは世界で通用しないことが証明されるのが、コンフェデだったら悲しいな。
ジーコのサッカーをまとめると、

1. 3バックのラインコントロールが下手
2.攻撃の枚数がいつも1枚足りない
3.中盤はキープはするが、展開はできない
4.ディフェンスはマンマークで、スペースを与えることが多い
5.選手交代が下手

毎回書くことで、全てネタが尽きるほど、底の浅いサッカーなんだよね。
アジアカップの中で、欠点が浮き彫りにされる中で、それでも結果として勝ってしまうチームが皮肉にしか見えない。修正する機会をどんどん減らされている気がしてならない。

決勝は北京で中国と対戦ですが、これは明らかに主催者側が組んだとしか思えない。しかしコンフェデに出るためには勝たなければならない。こういうとき、逆にこう言う。

所詮、アジアレベル、低級サッカーでも勝てるさ

何故か自分が新しい、悟りを得たような気分になっています。実家にいるからだろうか?