第2節総括。
何よりユヴェントスが辛勝ながらも2連勝したことが喜ばしいが、連戦のバイエルン・ミュンヘン戦で勝ち点4入るとおそらく、進出だと思われる。頑張って欲しいね。しかしながら、昨年の決勝進出チームは第5節で進出したので(ベスト4はデポル以外全て5節)、5節のデッレ・アルピアヤックス戦)でも良いかも。
真剣に見て、今回のCLは上と下の差がはっきりしたグループがある。それはグループC,D,F,Hである。Dのマンチェスター・ユナイテッドはリヨンに引き分けに持ち込んだに留まったが、リヨンはアウェーで勝利している。アウェーで勝ち点を稼いだクラブがこの勢いでは進出するだろう。リヨンは第1節ホームを落としたが、それを埋め合わせる以上のデキだと思う。一番、驚いたのはC。アヤックスが移籍期限ギリギリのイブラヒモビッチ放出が影響したようで得点がゼロ。マッカビ・テルアヴィブとの連戦を2連勝したら残る可能性もあるが、それすら難しそうだ。Hはやはりチェルシーが強い。次節のホームでのCSKAモスクワ戦を落とさなければ何とかなるかな。
激戦区は私の予想通り(Fは外れたが)、やはりAとG。Aは各クラブ1ポイント差で、現在、低迷しているデポルティボ・ラ・コルーニャリヴァプールに対してどのような試合になるか楽しみだ。何よりスティーブン・ジェラードがいないリヴァプールなのだし。ASモナコもまだ完成に至っていないし、オリンピアコスが自らのホームでは強いという現状。難しい。Gはバレンシアマルチェナの退場から、ブレーメンに逆転負けしてしまっていて、盛り上がってきた。ブレーメンセンターバックのシュルツに代えてカリステアスを投入して逆転したんだから。スゴイよ。トマス・シャーフの采配はスゴイよ。守備も初めはイスマエルとバウマン、パサネンがいなくて失点してしまったが。連戦がバレンシアインテル。これがどうなるかで面白くなるよ。インテルマンチーニが巨大戦力を巧く切り盛りしているが。ここで2連敗なんてしちゃったら、恐ろしいことになるよ。
グループEは、アーセナルローゼンボリに引き分け。やはり海外に弱い。逆にPSVがチャンスで外したり、ファルファンのFKがポストにあたったりしてたが、結局パナシナイコスに辛勝して勝ち点3を得ている。サッカーの内容からしたら、PSVアーセナルで行くと思うが。知っての通り、PSVは前回大会、直接対決に於ける得失点差でデポルに負けたから(2−0から追いつかれた。結果は3−2)ね。懐かしいな、アルベルト・ルケスーパーフリーキック。加えて言えば、そのグループにASモナコもいたわけだし。
グループBは、なんとディナモ・キエフが2連勝。次節のアウェーでのレアル・マドリード戦で勝ち点を取ったら、下3つのクラブの壮絶な戦いになりそうだ。冬のキエフはイヤなので、マドリーに希望を持つ。レアル・マドリードディナモ・キエフ(当時監督はロバノフスキーだったな)は4シーズン前にシェフチェンコにやられているので、レアルとしても勝ちたいだろうね。