UEFAチャンピオンズリーグ 1stレグ 第2日目

明らかに采配ミスに思えるのだが、このバイエルン・ミュンヘンの失点。まず前半のポゼッションが非常に低かったのはパオロ・ゲレーロ1トップで且つ、中盤の選手の起用法。持てないから攻められない、相手のボールになると素早く攻められる。これは痛かった。後半バスティアン・シュバインシュタイガーを入れて1点を返したわけだが、その後連続して失点。明らかにディフェンスラインが低いんだな。アーセナルには通用したダイビングディフェンスだったが、ミドルシュートを得意とするフランク・ランパードの前にオリバー・カーン率いる守備陣は陥落。結局最終的に4失点。最後にミヒャエル・バラックのPKが決まって、ミュンヘンオリンピア・シュタディオンで2-0なら逆転だが、難しい状況。やはり、シナリオ崩壊はロイ・マカーイの欠場にあったと思うが、かなり失策だった。

これがミランの強さかと思い知られる内容だった。前半開始早々は本当にガチガチで初シュートは10分のシニシャ・ミハイロビッチのFKからだった。前半攻めていたのはインテル。しかし中が堅固なミランはゴールを許さず、ロスタイムにアンドレア・ピルロフリーキックからヤープ・スタムって、劇場だよね。もう、後半アンドリー・シェフチェンコがゴールを決めれなかったシーンを見て、引き分けにならないかと思ったら、コーナーキックからシェフチェンコだなんて。ミスター1-0、カルロ・アンチェロッティだ、あの交代手法といい。腹立たしい位に強いよ。ミラン。デルビー第2戦、インテルホーム、スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァインテルに期待するかな。ああ、あのヨルギオス・カラグニスのシュートが決まっていたら、面白くなったのに。