私は昔、時速130kmで走る路線で通学していた(しかも私鉄とJRが争っていた)わけだが、そこは直線だった。今回の事故現場は右カーブ、制限速度70km/hのところをかなりの速度オーバーで行ったらしい。粉砕痕があったとしても、状況からして運転士の回復運転をやったことは間違いなさそうなわけで。(前の停車駅で8m正式には40m停止線をオーバーして1分半の遅れをしたらしいし)ただ、まだ運転士が搬出されていないんですよね。このT運転士23歳。処分を3度受けていた男。
日本は世界に珍しい、大量の本数に対してかなりの正確さなわけだが、あの路線はJR西日本福知山線阪急宝塚線と客を争っている路線ということもかなり痛い状況を作ってしまったかな(東京でもJRと私鉄のどこかが争うというようなことはあるだろうが、経由区域のこともあって、ここまで露骨な争いをしている区間はない)と思う。そしてまた疑問視されるのだろう、軽量化車両。アルミニウム。追突事故の衝撃には強いが横の事故には弱いというのは5年前の日比谷線中目黒駅の事故から変わっていない。それからATSが旧型で、速度を超えても停止したなかった、そして急カーブに対して脱線防止ガードをしていなかったなど、色々考え直さなければならないことが沢山と。
毎度思うけど、鉄道や飛行機の事故って、人間が原因なわけで、まずは自動運転のシステムできないかなと思うわけだが。