面白集団

胸のロゴはSonyに決まっている

よく考えると、ユヴェントスは面白集団であった。最近のユーヴェがダメなところはヒトクセある選手がおらん。ズラタン・イブラヒモビッチには往年の選手ほどの凄みがない。パヴェル・ネドヴェドは素晴らしいが、中盤の底のチョイスはファビオ・カペッロという監督の意向だか面白くない。大体、彼がフェルナンド・レドンドだったり、デメトリオ・アルベルティーニを起用していたのにこの現状は寒い。
あの頃のユーヴェ、Viali、Ravanelliの2トップ。既にこれが笑える。明らかに「イタリアの貴婦人」ではない。これにリッピ初年度は二人のファンタジスタ(Baggio、Del Piero)が華を添える。ここが「貴婦人」なのだろうか。熾烈な10番の座は女の嫉妬の戦いに近い。上流階級に於ける女の戦いは陰気な感じがするがバッジョの場合、去り際が美しいのが魅力的だ。(ちなみにバッジオのユーヴェ加入の歳、フィレンツェでは暴動)中盤に至るとDi Livio、Conte、Dechamp、Sousa、Jugovicと明らかに戦闘集団の様相を呈する。守備に至っては、VierchowodとFerrara、そしてPerruziと名前挙げるだけで面白すぎる。