• 欧州予選

グループ1

アリエン・ロッベンが帰ってきたオランダがアンゴラ相手にきっちり勝利。アルメニア戦は大苦戦してヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク投入で何とか勝ったが4-3-3のウイングとして適任者ロッベンはやっぱり大きいよ。個人的にはEURO2004ロッベン、アンディーが最高だと思うよ。未だに。そしてチェコアルメニア相手に4ー1で勝利。2得点を決めたのがDFのヤン・ポラクなんだが。次節チェコ対オランダの直接対決。前回はオランダの勝利で意地を見せたいホームのチェコ。勝てば通過。引き分けはオランダの1位通過。しかし勝ち点からしてこの2チームにプレーオフはなさそうだが

グループ2

ギリシャFIFAランキング18位)がリベロプーロスのロスタイムのゴールでギリギリ逆転勝利。これでカザフスタン(FIFAランキング148位)は10連敗。アジアから来た国。ギリシャは欧州王者の面影がないようで悲しい。トラヤノス・デラスがケガで出られないことが続いて失点が痛いよ。
しかし首位が決まったウクライナがトルコに点を献上してしまし暫定2位キープ。デンマークもトルコに勝てなかった鬱憤からかグルジア相手に6得点。次節デンマークギリシャの直接対決。デンマークも見たいチームなんだが、ギリシャも見たい。

グループ3

めっためたに攻めたポルトガルだった。アレクセイ・スメルティンが前半に退場して、後半もガンガン攻めたがポルトガルは得点を決められずスコアレスドロー。19歳のCSKAモスクワ正GKイゴール・アキンフェーエフはよく頑張ったという感想。ポルトガルも選手交代に若干の疑問を感じるわけだが、デコ・ソウサの替わりがシモン・サブロサってのはな。ジョアン・ピントでも呼べ。その後スロバキアラトビアに追いつかれドロー。勝ち点ではロシアと並んだまま。この2国は最終節で対決。逆にラトビアに本戦出場の芽がなくなった。

グループ4

フランスがアウェーでアイルランドに勝利。ケガしたらしいジブリル・シセに替わって2トップはティエリ・アンリとシルバン・ヴィルトール、このコンビでアンリがきっちり決めて1-0。ジネディーヌ・ジダン復帰以後2連勝。ジダンはエロいFKも蹴ったし。アイルランドが一転してピンチになった。他国は、スイスが後半に突き放して勝利。イスラエルもきっちり勝った。
次節、スイス対フランスの大一番。続く最終節もアイルランド対スイスと。勝ち点を巡っての大激戦は続く。ちなみにお兄さん的には次節スイスが勝ち、最終節にスイスが負けると3ヶ国が勝ち点19で並ぶ面白い状況となる。総得点でフランスが泣くってどう?イスラエルはどう頑張っても勝ち点18となるし。

グループ5

イタリアが先制されたが、ルカ・トニハットトリックベラルーシに勝利。これで勝ち点はあまり伸びていないグループだが、次節スロベニア戦に引き分け以上で本戦出場となる。マルチェロ・リッピの実験劇場もそろそろ面子を決めて欲しいと思う頃だが、個人的に好きじゃないフランチェスコ・トッティが背番号10ってのもな。
2位争いはノルウェースコットランドに敗れて混沌としている。スロベニアノルウェーもあまり強い国という印象がないのでどうぞプレーオフで。

グループ6

イングランドFIFAランキング7位)が北アイルランドFIFAランキング116位)に敗戦。BBCのキャスター、解説ともに感慨深く実況している。(ゴールした瞬間の「見たか、エリザベス女王とか言っていた実況を忘れることはないな。」BBCってことで英語だったけど)どうやらジョージ・ベストはもとより、ダニー・ブランチフラワーの時期ですら勝てていなかったようだな。uefaのサイトによると、1927年以来78年ぶりの勝利らしい。しかし、思い返せば前のオールド・トラフォードでの対戦もカウンターで何度か良い形を作っていたので知名度ほどに弱くないよ。アジアだったら通過できる力はある国だよ。
この北アイルランドの歓声は大きいし反響が良いし、英国はイングランドのウェンブリー、スコットランドのハンプデンパーク、ウェールズのミレニアム、そしてこのウィンザー・パークとすごいよ。ええ国じゃ。NIの応援のおかげでたまに聞こえるスリーライオンズの応援団のトランペットが何か哀愁を感じる。
首位は暫定だが依然ポーランド。しかし、最終節にイングランドとの直接対決があり、イングランドが以後2連勝したらイングランドの本戦出場が決定。スヴェン・ゴラン・エリクソンもSWPを出す愚行をしなければ強いはずなんだけどな。ウェイン・ルーニーについては代替選手がいないんだから、仕方なくないか?f**k offって言ったらしいけど。

グループ7

スペイン、前半に先制したがセルビア・モンテネグロ、しかもよりによって試合会場、ビセンテカルデロンを本拠地とするアトレチコ・マドリードマテヤ・ケジュマンのゴールに追いつかれ引き分け。惜しいシーンがたくさん有ったのはスペインだが代表は何故にこうも決められないものか。人気がないのも頷ける。
しかし、これでボスニア・ヘルツェゴビナの足音が聞こえるスペイン。次節のベルギーに負けたりなんかすると大変なことに。ボスニアサンマリノが相手だし。スペインも最終節はサンマリノ。実はサンマリノ(8戦全敗)がカギを握るのか。

グループ8

クロアチアFIFAランキング20位)、まさかのマルタ(FIFAランキング138位)に引き分けと。痛すぎる。スウェーデンもここで負けると本戦出場の芽がなくなるハンガリー相手に大苦戦。試合終了間際にズラタン・イブラヒモビッチのゴールで勝利し逆転して首位に立つ。次節は直接対決。前回はダリオ・スルナフリーキックによりアウェーで勝利したクロアチアだがどうなるやら。この2国は両方ともドイツで見たい国だ。
アイスランドは先制しながらもブルガリアに逆転負け。もう、エイドゥール・グジョンセン可哀想の一言。しかし、ドイツでディミタール・ベルバトフも見られないわけだが。