今季も始まったわけだが、プレビューを書くに当たって、グループごと期待しているクラブを。

グループE 全部w
グループF オリンピアコス
グループG チェルスキー
グループH グラスゴー・レンジャーズ

以下プレビュー ナリ
・グループE

PSVアイントホーフェンシャルケ04

妙な感じで勝ちきれないシャルケ。戦力からしたら屈指の良さを持っているのだが、何かラルフ・ラングニックの今季は巧くいっていない。逆に今季も選手がたくさん抜けたが未だ無敗のPSV。実力と戦術の真偽の程は試合で確かになるが、PSVの武器であるヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンクの高さをムラデン・クルスタジッチが抑えたら、やっぱり有利はシャルケかと。PSVが痛いのはアレックスのケガですな。

ACミランフェネルバフチェ

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2201/Match=1100258/Report=MB.html
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2201/Match=1100258/Report=PR.html
ニコラ・アネルカ先生!!!!!!!という思いがあるが、どうなんでしょ。フェネルバフチェは戦略家クリストフ・ダウム監督の下でトゥンジャリ・サンリとマルシオ・ノブレとかアレックスとかなかなか優秀な選手がそろっているわけだし。ミランとやるとなるとやっぱり堅い守備をどう崩すのかが問題と。それと守備。カカを温存していたわけだし、開幕から好調のアンドリー・シェフチェンコをどうやって抑えるのやら。GKは、今季もバルサからレンタルのリュシュトゥ・レチベルさん。

オランピック・リヨネーレアル・マドリード

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2201/Match=1100260/Report=MB.html
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2201/Match=1100260/Report=PR.html
今季も開幕から好調なリヨン。縦横無尽に選手が入れ替わりながら雪崩のように襲いかかる攻撃に、新加入のヨン・カリューの高さという武器が非常に大きい。それを相手にレアルの守備がどう対処するのか気がかりである。高さへの対処もそうだが、マークの受け渡しも気がかりで、まさかジュリオ・バプティスタとデヴィッド・ベッカムボランチを続けるのかどうかとか悩んでしまう。昨季のトーマス・グラベセンのワンボランチだとしても、サイドから分厚く攻められてからのカリューの高さへの対処が危ない。カウンター攻撃を仕掛けるにも、ジネディーヌ・ジダンはケガ、ロナウドは出場停止、ラウル、ベッカムもケガで出場微妙で、まさかのロビーニョ頼みだったりするかも。

オリンピアコスCFPローゼンボリBK

リバウドリバウドリバウド。しかも、国内リーグ温存して臨ませるくらいリバウド。今季の補強がどのような状況で完璧になっているのか見てみたい。ジオバンニは抜けてしまったが、コンスタンティノーやダニといった前線の新戦力。それに中盤のジョルジェビッチとかストルティディスとかゲオルガトスとか早く見たいモノだ。何せ、昨季のリヴァプールに最後の最後で逆転された悔しい思いもあるし。相手のローゼンボリはギネス記録もついに潰えそうなくらい国内リーグでも低迷しているし、残りの2チームの力からして絶対勝ちたい試合だ。

レアル・ベティス・バロンピエリヴァプールFC

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2201/Match=1100263/Report=MB.html
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2201/Match=1100263/Report=PR.html
忘れてしまいそうだが、前回王者である。今季、予備選1回戦から勝ち上がってきたわけだが、プレミアリーグで未だ得点1という悲惨な状況。サミ・ヒーピアジェイミー・キャラガー率いる守備によって助かっている状況。そんな中対峙するカウンターを得意とするベティス。実際問題リヴァプールは守備でもっているクラブなのでこういう相手にはこれまた得点できそうにない予感もしないではない。何せエースのフェルナンド・モリエンテスは欠場。ピーター・クラウチジブリル・シセでいけるかね?

チェルシーFC対RSCアンデルレヒト

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2201/Match=1100262/Report=PR.html
ある程度、戦力を温存してもやっぱり今季も負けない、失点しないジョゼ・モウリーニョ率いるチェルシー。少々心配な話はアシエル・デル・オルノの欠場だが、左サイドバックウィリアム・ギャラスが左もできるし、昨季はパウロ・フェレイラを右から廻したこともあった。クロード・マケレレが欠場してもジェレミとかエシエンがいるこの戦力が非常に羨ましい状況。しかし、今季のジョゼのロングボール戦略は欧州の舞台でどうなのだろうか気になる。あとはFWの戦力図が少々変なんだな。

アルトメディア・ブラチスラパ対インテル・ミラノ

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2201/Match=1100265/Report=MB.html
パレルモに見事に負けたインテル。立て直しというのはどのようにやるのかも気になるところ。個人に頼りすぎている感じが抜けきらないインテルアドリアーノの個人技は確かに武器だが、超銀河系の面子が見事に機能したらどこも敵いそうにない戦力なんだけどな。相手のペトルザルカの強さをしらないが、インテルの今、痛い状況を打破できるのはインテル自身の内在的弱点の克服しかないのよね。ハビエル・サネッティの欠場の状況。

グラスゴー・レンジャーズFCポルト

ハイバーニアンに大敗したことが未だ気がかりだが、マービン・アンドリューズが帰ってきて立ち直ってほしいところ。相手のポルトといえば、ジエゴやクァレズマと天才肌選手が多いチームだが、かつてのビッグイヤーに貢献した守備陣はいまやなく、ただヴィトール・バイアがいるだけなのね。そんな相手にガツンとダド・プルソにボールを上げて、ナチョ・ノボやトマス・ブッフェルが決めてくれる展開が望ましい。