■

サッカー 今日の小ネタ 各国代表
  • W杯欧州予選

大変である。ここで今までのおさらいをしよう。（明日は希望を書くのだ）

    • グループ1 NED 28 CZE 24 ROM 22

オランダは勝ち点28で、あと勝ち点1で1位進出。残る試合はチェコおよびマケドニア。
問題は2位争い。勝ち点24のチェコ、勝ち点22のルーマニア。ルーマニアは残り1試合、敵地フィンランドで10月8日。チェコは10月8日にオランダ、10月12日、敵地フィンランド。
ルーマニアとチェコの直接対決はムトゥの活躍でルーマニアが勝っており、勝ち点で並んだ場合、ルーマニアが2位となる。やはり鍵となるのはフィンランド。2試合ともホーム。チェコはホームで行ったフィンランド戦に苦戦し、ヴスティラフ・ロクヴェンツのゴールが後半終了間際に決まってやっとのことで勝っている。ルーマニアがフィンランドと対戦したのは1年以上前だ。

    • グループ2 UKR 24 TUR 20 GRE 18 DEN 16

ウクライナの1位進出は決定事項。
2位争いは大激戦。1試合多く消化したトルコがわずかだが抜けている。最終節は敵地でアルバニア。10月8日には大一番、デンマーク対ギリシャが行われる。デンマークの一縷の望みは2連勝且つトルコの勝ち以外。スタートが最悪だったギリシャはよく立て直したが、最後の仕上げはどうなるのか。最終節はホームでグルジア。デンマークの最終節はカザフスタン。
デンマーク対ギリシャ、前回の直接対決はギリシャが勝利している。

    • グループ3 POR 24 SVK 19 RUS 19

ポルトガルは勝ち点24で、あと勝ち点1で進出。残る試合は本拠地での2試合。リヒテンシュタインとラトビア。敵地で弱小国と言われるリヒテンシュタイン相手に勝ち点を献上してしまったわけだが、実力からしたら当然勝利が望める相手だ。
スロバキアとロシアは共に本拠地でエストニアおよびルクセンブルクと対戦した上で最終節に直接対決がスロバキアで行われる。1年以上前に行われた対戦、ロシアは監督が替わってしまっている。前回の対戦はドミトリー・ブリィキン及びロベルト・ヴィテクのゴールで引き分けとなっているわけだが、マレク・ミンタル欠場のスロバキアというのは厳しい。

    • グループ4 SWI 16 FRA 16 ISR 15 IRL 13

ここは大問題のグループである。
10月8日にイスラエルが本拠地にフェロー諸島を迎え、アイルランドは敵地でキプロスと対戦。そしてスイスとフランスの直接対決。
10月12日にフランスは本拠地にキプロスを迎え、スイスはアイルランドと直接対決。
ちなみに勝ち点が並んだ場合、一番危険なのは得点の少ないチームである。それはどこか、フランスなのである。本拠地で2連戦、しかし大変な相手のスイス。厳しいスケジュールのアイルランド。1試合少ないイスラエル。とにかくここはわからない。

    • グループ5 ITA 18 NOR 12 SVN 12

イタリアは残り2試合、残り勝ち点1で進出。相手はスロベニアおよびモルドバ。いずれも本拠地に迎える。スロベニアには前回の対戦では破れている。
2位争いで考えると、スロベニアはイタリアと戦った後、本拠地にスコットランドを迎える。ノルウェーはモルドバを本拠地を迎えた後、最終節に敵地でベラルーシ。何れの戦局も見極めにくい。一言言えるのはこのグループの2位はプレーオフに回ることが決定事項だ。
思えばこのグループでは、イタリアが選手を色々招集し、調子が上がっているのか否か見極めにくいグループだった。しかし、イタリアは進出に王手だ。

    • グループ6 POL 24 ENG 19

すでに2位まで確定している。ポーランドの最終節は敵地でイングランド。イングランドは本拠地でオーストリアを迎えた後の10月12日にポーランド。イングランドが2連勝すると逆転で1位進出である。
イングランドは敵地でオーストリア相手にデヴィッド・ジェームズのミスで引き分けてしまっている。ポーランド相手には勝っている。しかし、何れも1年前のことで、前節北アイルランドに破れたチームは如何に臨むやら。大本命は窮地に陥っている。

    • グループ7 SCG 16 SPA 14 BIH 13 BEL 11

ここも超のつく激戦区。何より直接対決も多い。
10月8日にベルギーがスペインを本拠地に迎える。昨年10月9日の試合ではベルギーは退場者2名を出して破れている。ボスニア・ヘルツェゴビナは本拠地にサンマリノを迎え、セルビア・モンテネグロは敵地でリトアニア。
そして10月12日、セルビア・モンテネグロは本拠地でボスニア・ヘルツェゴビナと国と国のかなり大きな試合に臨まなければならない。スペインはサンマリノに乗り込み、ベルギーは敵地でリトアリアと対戦。
現状から言えば、プラーヴィが残り勝ち点4を得ると1位通過である。しかし、最終節の難しさといい、スペインの不調といい、当初不調だったベルギーにすら大いに可能性のある、見通しのつかない現状だ。

    • グループ8 SWE 21 CRO 20

すでに2位までは確定。そして1位進出を賭けて、10月8日クロアチアで直接対決。前回の対戦、ダリオ・スルナのゴールでクロアチアが勝利。この試合に勝ったほうがおそらく1位だろう。最終節はスウェーデンが本拠地でアイスランド、クロアチアは敵地でハンガリー。
やはり今までの流れで痛かったのは、クロアチアがマルタに引き分けてしまったことだろう。