分かっていることだと思うが、FIFAランキング試合数の都合でどうとでも順位が変わる不確かな数値を元に作成した(だからトルシエ時代に9位になんかなってしまう)ランキングである。
今回は11月にアジアにお出でなさる国を確かめよう。
11月12日、11月16日はW杯予選、プレーオフが欧州及び大陸間であるんですね。国際Aマッチデーではないようで。(しかし、11月12日にフランス対ドイツはある。余談だがフランス対ドイツ、前回の対戦で見せたティエリ・アンリの変態トラップ&ドリブルシュートとキレキレのジネディーヌ・ジダンのスルーパスから決めたダヴィド・トレゼゲのゴールと強かった。ただ今回はコスタリカにフランスは遠征するらしく、これが大不評。)
一応、まず日本は16位。アンゴラは60位。断ったトーゴは49位。断られたコートジボワールは48位。これまた断ったカメルーンが一番高く23位。そもそもこのランキング、アフリカは非常に低い。アフリカ予選の大変さが窺い知れる。
アフリカ以前に候補(アフリカと対戦したいと言ったのはジーコではなく川淵三郎キャプテン)に挙がっていたセルビア・モンテネグロは42位。クロアチアは19位、スウェーデンは13位と、プラーヴィは思いの外低い。ちなみにウクライナも39位だ。
W杯でも当たる強い国と対戦したいなら、北中米の二強と試合をしたらどうだねと思ってみる次第。(メキシコが6位、アメリカが7位。)メキシコにはコンフェデで完膚無きまでにやられた毎度のショートパスを多用する流動的なシステムといい、サッカーとして上質だし、アメリカはブルース・アリーナの築いた鉄壁のカウンターがあるわけだし。
南米ならばなおも良い。ブラジル、アルゼンチンの2軍、3軍メンバーなら彼らが代表にはいるためもあって必死に戦ってくれますよ。昨年のアルゼンチン戦、2軍だけど見事に負けましたよね。しかも日本で。
あの時のアルヘンのメンバー

レオ・フランコ
ファクンド・キローガワルテル・サムエルガブリエル・ミリート
ルーカス・ベルナルディディエゴ・プラセンテリオネル・スカローニファン・ロマン・リケルメ
マリオ・サンターナルチアーノ・ガジェッティディエゴ・ミリート
交代出場:マキシ・ロドリゲス、レオナルド・ダニエル・ポンシオ、アシエル・イバガサ

これが2軍ですよ。ブラジルの場合、ある程度システムと中心選手が決まってしまっているから招集選手が最近、同じようになっているから、逆に「2軍のブラジルをお願いします」と言って色々と招集してもらいたいところ。例えば、ファビオ・ホッケンバックだったり、フェルナンド・バイアーノだったり、ワグネル・ラブ、マックスウェル、アレックス(フェネルバフチェの方は呼ばれるが、PSVアイントホーフェンの方。DF。)だったり、色々と可能性はあるけど呼ばれない選手がいるじゃないですか。日本の選手より技術だけでなくメンタル、フィジカルが上の選手。

ゴメス
マックスウェル、フェリペ、アレックス、ベレッチ
ホッケンバック、モッタ、ジエゴ、アレックス
バイアーノ、ラブ

こんな感じでどう?なかなか強い気がしないですか?
控えにルイス・ファビアーノやら、フレッジクレーベル、ジェオバンニ、リエジソン、ナウド、ラフィーニャとか若い人。リバウドクレベルソンエジミウソンアンデルソン・ポウガなど前のW杯以後に消えてしまった選手。リンコルン、マルセリーニョディオゴリンコン、マルセロ・ボルドン等そもそも活躍しているのに呼ばれない人といるわけだ。
ブラジルに限っては、アルヘン以上にヤバいな。さすがセレソンだ。
欧州ならイタリアかオランダとやってもらいたいと願っている。双方とも選手を色々と起用して模索しているところ。アズーリもオランジェも日本と違うところはどういう攻め方をするかは決まっているところね。