ヴェルダー、初勝利。やっとですよ。ありがとうございました。しかし、3-0から追い付かれるという何とも超攻撃的スタイルが諸刃の剣というところだろうか。約60%のボールポゼッションと20本以上のシュートの数というところ。イヴァン・クラスニッチ選手が出場停止で虫垂炎を起こしたことでお休みだったけれど、とにかくヨアン・ミクーが決めて助かった。ただ一つ、放送ないのと、rai(ドイツ語よりもイタリア語のほうが感覚的にわかる)が止まるのはヤメレ。
同じグループC、バルサは開始1分にマルコ・ファン・ボメル選手のゴールが決まって、その後サミュエル・エトーハットトリックやら、リオネル・メッシーのゴールやらで大勝。やっぱりパナシナイコスは国外に出ると途端に弱い。(ちなみに前回勝ったのはアイブロックスグラスゴー・レンジャーズとの3位を決める試合、03-04シーズン)それからこの試合でチアゴ・モッタ選手とガブリ・ガルシア選手が復帰。おめでたいことです。特にモッタは大事な選手です。(バルサで一番好きな選手はモッタ。別にバルサは好きではない)
バルサは勝ち点10で一応2位以上確定。ところが2位以下が全て勝ち点4で並ぶ大混戦。ということでカギを握る第5節、カンプ・ノウでのバルサ対ヴェルダー。互いに高いボールポゼッションとシュートの数が売り物のチームは開幕節でも非常に良い試合(ネルソン・バルテスがシュートを外さなければorz)をしていて、個人的にはヴェルダーの勝利を願ってやまない。
マンチェスター・ユナイテッドがリール・メトロポールに敗戦と。まぁ選手がいないんだから仕方ないか。裏のベンフィカビジャレアルビジャレアルが勝ったそうで混戦ながら地味すぎるグループは残り2試合も大変らしい。
グループBはアーセナルが4連勝で首位通過。毎度グループリーグで苦労していたチームが珍しい。(尤も、かなり楽と言われたグループであるだけに当たり前と取られても致し方ない)これだけ苦労しなかったのは02-03シーズンの1次リーグ以来という何とも珍しい。しかしホセ・アントニオ・レジェスの落としたところを得意の右足でインにカーブをかけて決めるシュートを決めたティエリ・アンリは素晴らしかった。
ユヴェントスバイエルンモナコ(raiで聞くと本当にモナコと言っているように聞こえる)に復讐。ズラタン・イブラヒモビッチ退場のオマケ付き。ファビオ・カペッロのあのスタメンはどういう意味だったんだとツッコまずにはいられない。ビアンコネリは決してネラッズーリとは違う。
しかし、あれだなドイツ随一の選手層を誇るであろうバイエルン・ミュンヘンもFWは1000分以上得点のないロイ・マカーイを含めてFWが3人。左サイドバックはケガ人続出でバスティアン・シュヴァインシュタイガーがやっているとは。(ビセンテ・リザラズ欠場、フィリップ・ラームもいなければ、アンドレアス・ゲルリッツもいない。トピアス・ラウは放出した)
裏でやっていたクラブ・ブルージュラピド・ウィーンは、W杯欧州予選、プレーオフの招集メンバーに呼ばれたい叫びかチェコ人、マレク・キンツル選手のゴールでラピドが先制、その後レアル・マドリードをレンタル放出されたハビエル・ポルティージョ選手がこれまたレアルへの叫びかゴールを決めると、前節、ヘナチョコゴールだったボスコ・バラバン選手がしっかりとフリーキックを決め、その後キャプテン、ヘルト・ベルヘイレン選手も決めた3-1とした後、バイエルンのユース出身、ドイツとオーストリア二重国籍であるシュテファン・ホフマン選手がゴールを決めるという何ともリストからだけ見ると面白い試合だったようだ。しかし、上位2つとの勝ち点差はどうですやら。

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以上をまとめると、第4節までにグループリーグを突破したのはオランピック・リヨネーレアル・マドリードFCバルセロナアーセナルと。メレンゲスに至っては2位なのに通過と幸運この上ない。やはり試合からするとリヨンがとても充実していると言える。
ただ、グループリーグの突破だが、チャンピオンズリーグはベスト8でもう一度抽選をする現状が痛い。リヨンはそれで昨季負けたわけだし。昔の2次リーグ、作ってくれないかな。ただ選手からは不評だろうけど。