- 冬の王者
一応、まとめ
セリエA ユヴェントスFC 8P リーガ・エスパニョーラ FCバルセロナ 2P リーグアン オランピック・リヨネー 12P ブンデスリーガ FCバイエルン・ミュンヘン 6P
パリ・サンジェルマンに想いを馳せつつもフランスはおそらく決まりそう。オランピック・マルセイユすらできなかった前人未踏の5連覇。だって、リヨンが強いんだもん。ポール・ル・グエンが築き挙げた戦術、システムに選手は自信を持っているし、今季から就任したジェラール・ウリエはターンオーバーを見事に実施、戦術は分厚く充実しているし、併行して戦ったチャンピオンズでも完璧だったし、欧州で五指に入る実力ですよ。ただリーグがまだ面白いのは2位のRCランスから9位のASサンテ・ティエンヌまでが勝ち点差が3というところ。ジロンダン・ボルドー、AJオセール、ASモナコ、パリ、マルセイユ、OSCリールと揃って面白いことだ。
ブンデスリーガも開幕からバイエルンがダッシュに成功。ロイ・マカーイがいきなり大スランプ。間隙突いてヴェルダー・ブレーメンは首位に立ったが、直接対決で破れて以降、バイエルンが首位と。ブンデスリーガで今季大きな躍進をしているのはハンブルガーSV、アヤックスから獲得したラファエル・ファン・デル・ファールトが思いの外活躍してくれた。移籍金も考えると良い買い物だったな。逆に補強に比して活躍のないのはVfBシュツットガルト。
イタリアは、おそらく上位4チーム、ユヴェントス、インテル・ミラノ、ACミラン、フィオレンティーナで決まりそう。問題は順位と言うところ。ユーヴェの今季も非常に強い。このままだとスクデット。インテルは今季良いと思うのだが、余計な2敗の分だけ差を付けられている。戦力は超銀河系で揃っているのでそれが怖い。逆にミランは取りこぼしてしまうことがあった。守備の脆さが出る試合も何試合かあった。そこが修正されないと危険だね。フィオレンティーナはルカ・トニが非常に良くて躍進したが、17ゴール以後得点なく、冬休み明け得点を決めるかどうかで今後が変わると。しかし、5位がリヴォルノってのはねぇ。何だかねぇ。
スペインはバルサがリーグ10連勝で冬休み突入したわけだが、当初は開幕戦にスコアレスドロー、アトレチコ・マドリードには見事に負けると、不安要素を感じたわけだが、戦力が揃うとやっぱりという強さ。問題はシャビ・エルナンデスは長期離脱したし、他にも色々とケガ人を出すフィジカルの問題だろうか。戦術とか見る限り優勝には近そうだ。しかしリーグがだらしないというか、17戦で6敗もしたクラブが5位でチャンピオンズ圏内を争っているわけだし、首位戦線も当初はヘタフェ、セルタが走り、中盤からオサスナが台頭と、今後ビジャレアルやバレンシアがどこまで頑張れるかというところ。補強の割に活躍できないマドリードの2つのクラブがもの悲しい。特にメレンゲス。アトレチコはまた補強するんですか?ウワサではロシツキーとマニシェの話は聞いたが。
というわけで、明日はUEFAチャンピオンズリーグのまとめでも。