村主章枝フィギュアスケートのフリープログラムで使っているラフマニノフピアノ協奏曲第2番、東京タワーでも岡田准一が「美しい曲」とかいうことで聴いているこの曲。
果たして美しいのかという疑問はいまでも持っていて、ラフマニノフの曲なら他にも美しい曲があるし(映画で有名なのは他にも交響曲第2番の第3楽章とか)、蠢いた和音の多い第1楽章冒頭から始まって、中盤の盛り上げといい、そんなに美しいかと。第2楽章は確かにラフマニノフ独特のロマンとリリシズムを感ぜずにはいられないが、ところが第3楽章となると変なファンファーレから始まってフィナーレと。私には俄に信じがたい。美しいの定義は曖昧だ。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調

ラフマニノフで美しいのは協奏曲よりもピアノの独奏曲や交響的舞曲とかだよ。実際自分で弾くから良さを分かって書いている。
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番

ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番

ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第1番・第2番

ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第1番・第2番