UEFAチャンピオンズリーグ セミファイナル 2ndレグ
パリ、サン・ドニ、スタット・ド・フランスでは、現在チャンピオンズリーグ10試合連続無失点を続け、2006年W杯ドイツ代表正GKを務めることが決定していて、1997年のuefa杯インテル・ミラノ相手に一本のゴールを許さなかった、神懸かったら止まらないあのイェンス・レーマンアーセナルとの対戦です。ティエリ・アンリセスク・ファブレガスも彼の前には名前が霞むわ。

(主審・マルクス・メルク歯科医 ドイツ)
ロナウジーニョからの素晴らしいプレーで1点を奪って帰ってくるバルサ。有利なことは間違いない。しかもリーグ戦は悪天候により延期と休養を得ることができたと。逆にリーグ戦でメッシーナ相手に負傷者続出のミラン。試合前から怪我人が出ているバルサということで、お互い様というところか。ただこのタイミングで試合を決める力を持つカカや守備を支えるアレッサンドロ・ネスタが欠場となると本当に痛い。マヌエル・ルイ・コスタがここで試合を決めるなら面白いを超えて俺は泣くぞ。前節の欠場から帰ってくるのはバルサはデコ、ミランフィリッポ・インザーギということだが、前節ミランは前半にアルベルト・ジラルディーノが2本もシュートを決めることができなかったから苦戦したわけで、試合開始当初から強いプレッシャーをかけてテンポを自分のものできるなら面白くなるわけだが、バルサが毎度のショートパスを主体としたポゼッションサッカーで交わして点を決めて勝ってしまうのか、先制点で全てが決まりそうな感じ。
ところで、バルサがチャンピオンズでカンプ・ノウで負けたのは02-03シーズンのユヴェントス戦。あのときのバルサは唯一、チャンピオンズだけが好調で無敗だったところを延長でマルセロ・サラジェタにヤラれたと。ミランバルサの対決となると00-01シーズンにミランバルサに2-0で勝っていると。まぁバルサは欧州戦では01-02シーズンにはユーロクラシコレアル・マドリードに負けてしまったわけだし(その次の年に20年ぶりにリーガにおいてマドリーに負けた)、決勝で見たいチームは昨年の悪夢を晴らしたいミランだ。(何で、マッシモ・アンブロジーニさんは骨折で、またも決勝は欠場になるかな)