- 反省1
開幕前はイングランドの40年ぶりの優勝だとか思っていた。守備の選手も堅いし、ファブ・ファイブの攻撃力の爆発に期待したんだよなぁ。しかし、結果がルーニーがケガ明け、オーウェンは離脱、エリクソンは自滅行為。勝つとはいえ内容の悪い試合ばかりで一体私の期待は何だったんだと。
ブラジルは強いと思ったんだけどなぁ、クァルテット・マジコはクラブレベルでの活躍や昨年のコンフェデの良いイメージを持ちすぎて幻想に終わったよ。前線でFWが動かないからロナウジーニョは大変だったと。ロナウドかアドリアーノがロビーニョだったらとちょっと思っている。
波乱を期待したセルビア・モンテネグロは、ビディッチの離脱でディフェンスラインを急遽変更。余りに守備的に考えすぎたスタメンだったけどオランダにやられてチームは悪い方向に回転して、アルゼンチンには虐殺、ケズマンは退場と、何も良いこと無かったよ。収穫はジギッチとイリッチが最終節にゴールしたことかね。その試合でも負けたし。
- ベストゴール
得点率は1990年に次ぐ低さだそうですが、ツマラなかったわけではない。拮抗していたと言うんだ。
・個人的ベストゴール 7
アレッサンドロ・デル・ピエーロ
ラウル・ゴンサレス
フィリッポ・インザーギ
ジネディーヌ・ジダン
ヤン・コラー
ペドロ・パウレタ
ヘンリク・ラーション
やっぱり思い入れのある選手、多分今回が最後のW杯の選手のゴールは感慨深い。日本人でラウルのように泥臭いゴールできないもんなぁ。ピッポのような得点の嗅覚もないんだよなぁ。アレゴールは格別のモノだったよ。
・セットプレー
フィリップ・センデロス(ハカン・ヤキン)
デビッド・ベッカム
ラファエル・マルケス(パベル・パルド)
マルコ・マテラッツィ(アンドレア・ピルロ)
アルベルト・ジラルディーノ(アンドレア・ピルロ)
背の低いメキシコの選手達がセットプレーから3点取っているんですよね。日本も見習えと。イタリアはらしいチャンスがあったらミスをしない。ピルロの入れるボールも完璧なんだから仕方ない。これはトッティだったがチェコ戦でも決めたマテラッツィは高さが生きた良いゴールだったねぇ。ただ一番良かった印象があるのはセンデロスの流血ゴール。
・ミドルシュート
フィリップ・ラーム
トルステン・フリングス
トマシュ・ロシツキー
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ
バスティアン・シュヴァインシュタイガー
今大会はアディダスとモルテン社の共同開発で、初速が早くて回転がかからないので良いミドルシュートがありましたね。日本人は誰も決めること出来なかったし、撃ったシーンを殆ど見なかったわけだが。やっぱり開幕戦の2発は今大会を象徴するモノですな。
- ベストゴール
エステバン・カンビアッソ
アレクサンデル・フレイ
マキシ・ロドリゲス(メキシコ戦)
ミロスラフ・クローゼ(アルゼンチン戦)
マニシェ(オランダ戦)
やっぱり守備が堅い試合が増えて奪ってからの得点、セットプレーが多い中で、パスを連続して繋いで決めたカンビアッソのゴールは異色で相手に与える印象は大きかろう。ただベストで一つ選ぶならクローゼのゴールは状況が状況なだけに良かった感じ。