http://www.hmv.co.jp/news/newsdetail.asp?newsnum=607270050
デイヴィッド・ジンマンチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のコンビの次の作品はグスタフ・マーラーですか。元々管弦楽の音を鳴らすことには職人ですからねぇ。マーラーの複雑のスコアを自分のモノにして再現するかというのが楽しみなところ。彼のマーラーの録音を聴いたことがないので想像がつかん。
ところでこの記事の内容を読むと、期待が膨らむ。

ハイティンクらによるマーラー・チクルスのリハーサルや演奏会に必ず立ち合い、同管のアーカイヴに保管されているスコアにあるマーラーの書きこみや修正をじっくりと研究してきた。

少年時代、ワルターウィーン・フィルによる交響曲第5番の「アダージェット」SP盤でマーラーに目覚め、ミトロプーロスニューヨーク・フィルの第6番、ホーレンシュタイン&ロンドン響の第3番、クレンペラー&フィルハーモニアの第2番をナマで体験し、自らも繰り返し指揮して「最近ようやくマーラーの音楽を理解できるようになった」と語る

この感じだと2011年のマーラー没後100周年に全集完成ってところですかね。しかも交響曲第10番をデリック・クック版で第5楽章まで録音するようだし。