明晰

頭が痛い

サッカー批評の今回号は、2ヶ月経ってW杯の日本を思い返すという企画だったわけだが、前号で論を書いた反町康治が某所に行ってしまったので、何も書いていない寂しさはもう放っておいて、どうにもこうにも自己主張よりも、他者批評に終始している感がある。私が欲しいのは「以上のことから、結論として、我々は・・・して欲しいのである」という主張である。批評になにより必要なのは根底の思想である。「見守りましょう、但しデッドラインはいついつまでよ」程度でもその紙面の評価は変わる。