http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000005-san-int

米誌タイムは5日、「今年の発明」に利用者参加型の動画投稿インターネットサイト「ユーチューブ」を選出したと発表した。同誌は「これまでにない規模で多くの人々が互いに楽しみ、教育し、衝撃を与える新たな方法を作り出した」と、選考理由を説明した。

発明って現実に存在(実存=Existence)するものを評するものだと思っていたからそれがまず意外。しかし、ネット上(webのあちら側)に存在するものも発明になっていくのは時代だねぇ。

タイム誌は、ユーチューブが

  1. だれもが簡単に動画を制作できるようになったビデオ技術革命
  2. インターネット利用者自らが情報を作り出し、共有するようになった「ウェブ2.0」と呼ばれる社会革命
  3. 従来のメディアより個人が発信する情報の方が重視される文化革命

−という、現代社会に起きている3つの大変化を体現するものだ、と論じた。

最後の3番は大きいですな。従来のメディアよりもコマーシャル能力は高いかもしれないと言うことでCBSを筆頭にワーナーやら色々とYoutubeGoogle videoと提携する動きを見せたからなぁ。日本の場合は動画をアップロードしたらそれをJASRACが抑制するというだけの動きになってますが。(見たことがなかったり、見たいと思っていた動画がYoutubeにアップされて、購買行動に繋がるということはまるで考えられないようで。全て権利保護という名の下に権利者とは関係ない行動を取ってます。JASRAC
昔NAPSTARもそうだったが、一人の人間が購買できる限度ってモノは決まっているので、一人一人が異なる商品を購入して内容を共有できる媒介の上でそろぞれ内容を共有し合ったら便利かなと思ったが、売る側が一人にしか売らなくなる可能性があるので売る側は大損と。しかし、情報が欲しいと思う側は大量なのにねぇ。どうにも釣り合わないのは商品が金銭で取引されるから(こういうときにカール・マルクスの思想は便利に役立つ)と。JASRACは明らかに価格上昇の一端となっているだろう。そうでなければJASRACの超高額の給料は誰が払っていると。