そんなことより、良かった本。

超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦 (角川oneテーマ21)

超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦 (角川oneテーマ21)

この本の中で、どうやって現代芸術を人に(特に子供に)接するようにするのかということを知ることで、自分も金沢に行って金沢21世紀美術館とはどんなところなのか見てみたくなる、そんな本。
芸術についてというよりも、美術館経営と美術教育論に関する部分が深い。日米の美術館に対しての有り様や学芸員の差異といったところや、子供という広い対象の中で、読み進めるに連れて、ピンポイントなターゲットが出てきたりするあたり、読むことを楽しめた。
金沢、私は一度行ったことがあるらしいのだが、あまりに幼くて記憶にない。兼六園は雪だったらしい。兼六園すら覚えておらん。