• ベルナール・メンディ

メンディという選手は元フランス代表というのは周知の通りですが、殆ど試合に出てません。(記録によると3試合)昨日の試合では途中出場で右のアウトサイドハーフに入ってましたが、本職はフルバックです。
彼がパリ・サンジェルマンで頭角を現した頃のフランス代表というのはエメ・ジャケから跡を継いだロジェ・ル・メール政権に置いてライトバックは当時ユヴェントスで現在敗退しましたがリリアン・テュラムという選手がいました。(パルマで有名になったセンターが好きだった彼なのだが、マルセル・デサイーローラン・ブランフランク・ルブーフがいたために右で使われた。ユーヴェでも右にコンバートされた)
その後、2002年のW杯ではルブーフの故障となったウルグアイ戦でライトバックに急遽起用されたのは(チュラムが中に移動した)本職がレフトバックのASローマのヴァンサン・カンデラ。(カリーニの好セーブにあったけれど美しいループシュートだった)
その後の欧州選手権で起用されたのは本職がセンターバックチェルシーのウィリアム・ガラス。バイエルンミュンヒェンで成功していたウィリー・サニョルは確か本大会中だったと思うが手を骨折していた。(イングランド戦はシルヴェストルを下げてサニョルが入り、ギャラスがセンターを最後にはやっていた)サニョルが大舞台に立ったのが2006年ということを考えても面白いような複雑。(サニョルも2000年に初キャップ以来の代表では苦労人)
とにかくメンディはこと代表に関しては忘れられた存在。しかし、この映像だけは有名です。

2003年のFIFA100周年記念のスタット・ド・フランスにおけるフランス対ブラジルの試合。ラテラルは職種上1対1で抜かれたら誰もフォローできないのでスピードで負けたらイカンのである。で、あの当時世界最高のラテラル・イスキルドが抜かれたのである。スピードで。(しかしヴィルトール決めたれ)