今更振り返って鑑みるに

BEST OF PARIS MATCH

BEST OF PARIS MATCH

の選曲およびアレンジは最悪の極みである。(特に変なアレンジが酷い、皆様、原曲を聴けということなのか)
ということでparis matchのCDを最初から漁り
原曲を自分で保管して聴く次第。
Volume One Plus

Volume One Plus

の2枚目のTrack1、ツキノシズクは非常に良い。非売品のparis match「PM radio」にあった曲。
この世の中、最近はベストアルバムの次は、リミックス・ベストとかカップリング・ベストとかベストが多すぎてダメだ。ベスト・オブ・ベストとか必要なのか。コンプリート・ベストとは何がコンプリートしたものなのか、頭の痛い。
これは、何故に起きるのかと言えば、いつぞや読んだ本に、最近のリスナーはアルバムCDを一つの作品(小説や映画のような作品)として聴かない。曲をピックアップして、ダウンロードして、携帯電話や携帯音楽装置にて聴くファッションにして終わり。ということを意味するのか、それならば曲は本当に単なる撰集で良い。(それにしてもアレンジの悪さはどう説明しろと)
ただ、私はそれが嫌いだ。時期、心境、世界観等を感じない音楽はイヤだ。それこそ無機質だ。
伝説のライヴって言葉もイヤだけどな、クラシックやジャズはそれが何かしら言い訳にもなるが。(ライヴで燃える、インプロビゼーションはライブからしか生まれないetc)

chicaneのベストアルバム聴いてないんですが。買ったけど。

The Best of Chicane 1996-2008

The Best of Chicane 1996-2008

を人に薦めるくらいなら
Behind the Sun

Behind the Sun

をとにかく聴いて欲しいと懇願するよ。最初のovertureからAndromedaまで。序曲から太陽の裏側まで。