• 初戦が大事

毎度恒例、人間力のよく分からない「俺がよく調べたろ?」発言があったので
ちょっと自分でも調べてみた。
過去3大会(フランス大会から、出場国が24から32に増えたので明確に上位2チーム進出のルールになりました)
初戦で負けたチームがグループラウンド突破したのは、48チーム中3チーム
2002年、グループCトルコ
2006年、グループEガーナ、グループHウクライナ
だけである。
この中で一番異色なのはガーナ。

このイアクインタの狡猾なゴールでチーム力の差を見せつけられた感があったのだが、次のチェコ戦に勝利、アメリカにも勝利しての進出でしたね。
ウクライナは初戦にスペインに大敗後、サウジアラビアに大勝(ライトバックにミッドフィールダーのグセフを入れたのが大当たり)、チュニジアとの直接対決をシェフチェンコのPKで勝利。
トルコは非常に良い入り方をして先制もしたけれど逆転負け、ついでにヒヴァウド神の名演技によって二人目の退場者まで出す後味悪い結末。そこで敗退させてたまるかと最終節、ブラジルがコスタリカに大勝したおかげで勝ち点差は並んだが得失点差でトルコが進出ということでしたね。(その後準決勝で再度対戦し、ホナウドの見事なゴールで勝利)
さて、逆に初戦で負けた有名な例は、まず1998年のスペイン

これは有名ですね。衝撃的なサンディー・オリセーのゴール。
(余談ですが、コーナーキックの時に聞こえるチャントを良識あるサッカーファンは絶対にしてはダメ。No to Racism)
スペインはその後パラグアイに引き分け、ブルガリアに大勝も勝ち点で及ばず敗退。ラウールの涙が懐かしい。
続いては2002年のポルトガル

試合内容を見ると、失点でパニックになっているのが分かりますが、このときのポルトガル代表の問題は、自国の政治的面子のためにマカオで合宿を行ったことと、ルイ・コスタジョアン・ピントを同時に投入してバランスを逸していたことですね。その後、ポーランド戦大勝利で、最後は・・・、書かせるな。
そして大トリは2002年のフランス

もう、これはね、ジダン不在が痛すぎですよ。ジダン、最後にデンマーク戦出たけれど痛々しかった。
そういえば、予選のプレーオフ、ハンドで有名になったアンリさんは8年越しの因縁ですね。ウルグアイといえば。