読んだ。
まず読んだ感想、タイトルほどに「バルサマンU」をしっかりと分析しきっていない印象がある。特にマンチェスター側に立っての意見がほとんど無く、言ってみりゃバルサ褒めちぎり感が高い。世界最高の一戦を読み解くなら色々と「俯瞰」して考えて貰いたいものだね。
そして内容は、前回同様に、一つの話の中に、細かく日本代表のツッコミを入れているところと図の入れ方等に丁寧な編集はしっかり頑張っているなぁというところ
前回の
4‐2‐3‐1―サッカーを戦術から理解する (光文社新書)

4‐2‐3‐1―サッカーを戦術から理解する (光文社新書)

は戦術のキータームに対しての編集の配慮がしっかりしていたから、それなりに読んでいて、売れてもおかしくはない本という印象があったのだが
今回は、彼もその後に出した本のように粗悪コピーの質で書いた本という印象。
私が期待したのは、毎度ながらに現在の日本代表およびその監督である岡田武史の非難の仕方であったので、それは「あとがき」に書いてあり、その点の評価あるにしても、前回以上の評価が本全体に感じられない、そんな本でした。