欧州戦進出者決定直接対決だったのだが、蓋を開けてみれば、スパーズの素晴らしい組織的な守備に対して、稚拙な攻撃に終始したシティーという感じの試合だった。尤もそれ以上に、このカップファイナルのような緊張感。イヤというほど伝わる、重々しい感じがもう、堪忍なお話でした。
それにしてもだな、ダービーもそうだったのだが、失点の契機はユース出身のライト・フィリップスってのはどうなんだと。(交替で入れたロケ・サンタクルスは働かないし、テベスのポジションが低すぎて、一時期のラウールみたいに、点が取れる予感がしないわ、サイドアタッカーのベラミー、ジョンソンが相手の守備に封殺される、トゥーレが上がったところで誰もフォローしないetc、チームの力がなぁ)
加えて、スパーキーをクビしてマンチョを起用した意味はあったのかと。問いたい。
SWPに関しては、来季は使えないから大枚を叩いて優秀なサイドアタッカーを補強という手があったのだが、ああ全て結果が。
トットナムはおめでたう。あのラザニア事件以上の結果をついに成し遂げたと。
1年前は開幕から見事に躓いて、ファンデ・ラモス解任、まさかのハリー・レドナップ就任、大雨のリーガプール戦で勝利、なんやかんやであっさり降格圏脱出だったチームだけれど、資金的にも知名度的にも本来は強豪ですからね。シティーよりも。