チリの鉱山における、落盤事故からの救出は本当に凄いのだが、
2日もかかるこの作業を休むことなく報道するチリ国営放送と、そのまま乗っかって放送を続ける国際放送、CNNとBBCもスゴイと思ったり。アメリカ本土ではABCが特に力をいれている。継いでの話だが、救出の瞬間、NHK-BSはメジャーリーグア・リーグ、ディヴィジョナルシリーズ、最終戦のテキサス対タンパを切ったみたいで。ならNHKは最初から放送予定しなければねぇと思う私。結果を見たら、レイズ負けたのね、残念。
テレビを見ていたら、木村太郎は「事故発生からピネイラ大統領が全てを公開したので、世界から色々な英知と技術も集まっての、この奇跡に繋がった、透明性の勝利」という発言が非常に良い解説だったなと。それにしても大統領登場、宣誓、救出順は発表したらテロップでずっと流れ続ける、写真も公開して何やっている人か明らかにして、家族構成まで教えて、見ている私たちに人間味を感じさせることを常に行う。演出は映画以上に泣かせてくれる。
母上様には「こんなのをずっと放送するのって意味あるの?」と言われたが「昔、ガケの上の犬をずっと放送した国、日本」と言ったら、そういえばそうねと。新潟で発生した地震の時の子供救出もやってたよなと。但し、今回のような大々的演出による作用は、ラテンは凄いなと思ったり、協力を惜しまないアメリカの企業やNASA基金、団体、とかね。
最後の最後に、サングラス提供して鉱業担当大臣に「これで目に関しては安全だよ」と言わせたオークリーに関しては、商売上手と。
ちなみに、これによって、私はテレビで欧州選手権予選の映像を入手する術を失った。仕方ないね。