特殊なポジション

本日も大活躍だった、マヌエル・ノイアー選手。
ドイツ代表の背番号1としてワールドカップに出ていた選手ですが
レーマン神代表引退後、彼は三番手だったのに、気づいたら南アフリカゴールマウスを守ることになっていた選手ですが
所属のクラブチームでは、20歳のデビュー戦から、彼は凄まじい躍進を遂げているなぁと。毎度思う限りです。
彼のデビュー戦は、今でもはっきり覚えているコビアシビリの素晴らしいゴールがあったのに引き分けたバイエルン戦。
長谷川健太監督が、チームの不調故に批判したフランク・ロストを外しての起用。
その後、チームは立て直したけれども肝心要の最終節の一つ前のダービーで、ドルトムントに負けてしまって優勝を取り逃したシーズン。その次はどう頑張っても点が取れなくても失点しなければトーナメント勝ち抜けという荒技を完遂させたポルト戦の印象に残っていますが。
彼はロストを追い抜いたこと、彼の同年代のライバルであるアドラーも同じ06-07シーズンにハンス・イェルク・ブットを追い抜いての起用でレギュラー奪取と、若手の出てくるタイミングとチャンスを掴んだら放してはいけない特殊なポジションであるトルバートの難しさを毎度感じます。
(ロストはGKに困っていたハンブルクに移籍してポジションを奪取、欧州戦の順位をしっかりと確保させる有益な活躍をしている選手。ブットはポルトガルでは失敗でしたが、現在バイエルンの正GKです)
そんなGKのレベルが非常に高いドイツですが、前年度王者の正GKだけ、競争ってよりもなんか知らないけれどブットになってしまった経緯はやっぱりいただけないよな。来季はノイアーか、はたまた違う選手なのか、とりあえず移籍市場の興味の尽きないところ。
ああ、とりあえず、書いておきますが、ノイアーアドラーよりも期待されていたのが、当時バイエルンにいたレンズィンクで、彼も新天地に移籍して頑張って欲しいですね。彼を取り損ねたハマーズは守備大変ですが。