そういえば破産した

Jリーグから、海外移籍する選手が増えたのは
香川真司選手が、移籍金の安さ(実質フリー)に対して、素晴らしい活躍をしたことと
たまたま日本人をスカウトできる環境にあるドイツの代理人がいてフリーで売って儲ける環境があること
日本のクラブチームが長期契約を結べない上に、海外移籍ならOK
という願ってもない状況で、とかく失敗でもドイツに来ても問題ない状態になっているわけですが。
買われるだけの弱い立場は、残念無念でありますが、そんなリーグ、クラブはどうなるのでしょうと考えた場合
私は、ハンガリーの名門、フェレンツバロシュが財政難を理由に、降格させられたなぁとか思い出した次第。
イタリアのフィオレンティーナとかパルマの場合よりも驚きだったのは、優勝回数も多いし国内では名門といえどもハンガリーの選手は引き抜かれる側だろうし、そんな状態でサッカーに客が来るかなぁと思ったら、日本も近いのかもとか思ったり。
悪いのが、ドイツのブンデスリーガとかオランダのエールディビジだ、だって外国人規定(日本人の場合)が

イングランド:EU外ですから、労働許可証を取りなさい。代表で75%以上出場しないと出さない
スペイン:EU外だから、1クラブに3名まで(4だったか、出場は3だったはず)
イタリア:EU外だから、1クラブに3名まで、ただし1年に1名のみ加入しか許さない。(国内間の移籍には適用しない)
フランス:EU外、ACP外だから、1クラブに3名まで
ドイツ:自由 (多すぎると課徴金だったか発生したはずだけど)

と明らかに違いすぎる。日本人はドイツだけに狙われていますと言っても過言でない状況で、何も手を打たないほうがオカシイとも言い難いが、クラブは契約を見直す、経営方針を考え直すのは当然だと思います。
破産とか資金難が目立つ東欧で八百長や審判買収に走った話が出るのもさもありなんですから特に。
それにしてもドイツも、凄いなぁ。EURO2004の余りにも惨い敗退において、当時監督のルディ・フェラー

外国人が多すぎて、ドイツ人選手のレベルが低下したせいだ

って言った国ですよ。スマトラ沖チャリティーの国内選手対外国人選抜の面子見たら、外国人の方が明らかに豪華だった国ですよ。それが2006年だったか、外国人規定を廃止したんですから。