多分計算したんだ

ドイツフットボールリーグ、DFLという、ブンデスリーガを頂点とするフットボールのリーグを管轄する全国組織のエラいところが
12-13シーズンの欧州最高峰の戦い(つまり世界最高レベル)のチャンピオンズリーグ出場枠が3から4に増えたと発表したわけですが
問題は、そのタイミング。シーズン真っ盛りで、まだ確定じゃないところで、どうしてこんな話が出たのかと。
考えられることはただ一つ。彼ら、計算したんだと。イタリア勢が残り全試合勝ってボーナスついても、ドイツが全部負けたとしても、5シーズン合計の11.000以上の差は埋まらないと。
とりあえず、そんな楽しみは、終わりの方まで取っておきたいモノですが
(ちなみに昨季は最後の最後でインテルの勝利でイタリアが辛うじて3位を死守)
それにしても、この発表のタイミングは、大本営発表的には、
イタリアはもう頑張らなくてイイ、だからインテルは速やかにバイエルンに勝ちを譲りなさい
という感じがする。なんて計算高いんだ。
今季、ドルトムントが勝ち残っていたら更に楽だったんだろうけれどなぁ。逆転。あのチーム、リーグで首位なのにヨーロッパリーグの組み合わせ、最激戦区に吹っ飛ばされたからなぁ。(逆がリーグはダメでも頑張ってたシュツットガルト
毎度書きますが、ドイツは2004頃はもうどん底で、
ルディー・フェラー(当時代表監督)の「リーグに外国人が多すぎる、国内の選手が育たない」と言われた上に、欧州の戦いで不甲斐なく敗れるチームが続発してUEFAランキングもフランスに抜かれたりしてた国が
、気づけばランキング3位。世界三大リーグとしてはイングランド=プレミアリーグ、スペイン=ラ・リーガ、ドイツ=ブンデスと。(ちなみにスペインは06/07の係数が消えるとドイツに抜かれます)
それにしても、ドイツのフットボール関係者、ヤルな。相手の戦意喪失を図るとは。