シャコンヌ比較

偉大な作曲家として、挙げられるヨハン・セバスティアン・バッハですが
彼の作曲した時代や背景を考えると
「実は、そんなに考えられて演奏されることを考えて作っていないんじゃないの?」
とかいうテーマが出てきて、私も同意したいようなしたくないようそんな気分になったレコード芸術の立ち読み。
バッハの曲の中でも大変有名な、無伴奏ヴァイオリンパルティータ、第2番のシャコンヌの録音を比較している中で出ているコメントでした。
この曲の演奏背景と、演奏の技術についての評論が本題で面白い内容なんですけれど、正解のない(但し不正解はある)答えを追求する中で、最後にどうしても考えないといけない問題だねぇ。
私は、結局、ナタン・ミルシタインのシャコンヌが好きだったりする。(「ヴァイオリンで弾けるだけ弾いてみた」って感じのコメントがもう面白かった)

Bach:  Sonatas and Partitas for Solo Violin

Bach: Sonatas and Partitas for Solo Violin

ちなみにレコ芸のコンセプトは、ギドン・クレーメル以前以後ってことだが。
Bach: The Sonatas and Partitas for Violin Solo

Bach: The Sonatas and Partitas for Violin Solo