強奪

今回のNPBドラフトで、巨人のドラフト1位が確実視されていた選手が強奪されたみたいですが
毎度の、クジでドラフト指名権を決める制度はどうなのかという問題はともかく
こういう時に、メジャーリーグだと何をしているか?ということを考えますとあっさり難しくなかったりします。
代理人が「この金額(前年等の有力選手と同等評価)を支払わないなら、入らない」と言い切るわけです。アメリカの場合は、高校生なら大学に進みますし、大学生でもまだ別の方法を色々模索できますからね。
もう一つ大事なことは、メジャーの場合、ドラフト即戦力となるほうが少ない。大抵は2,3年はマイナーリーグです。(新人扱いだけれど、クレイグ・キンブレルだって短大からドラフトされたのは2008年)
そうやって考えると、色々制度的な問題がありますが、私が一番問題に思うのは、リーグの中で弱いチームが的確な補強ができるのかどうか?という点に最終的に絞られるわけです。
特に、セントラル・リーグの場合、広島は何年Bクラスに居続けているわけなのか、横浜のここ5年の負け数は余りにも多すぎないか?とか言った場合に、できることとできないことを考えた場合、余りにも足枷が多すぎる状況を鑑みもしないのは問題だと思います。
ドラフト権をトレードとかあったも悪くないと思うし、負け数に応じて1巡ドラフト指名権を増やすとかあっても良いと思う。