• 本の推薦

1. 戦術、コーチング、スタッツに関する本

サッカー戦術の歴史 2-3-5から4-6-0へ

サッカー戦術の歴史 2-3-5から4-6-0へ

ビューティフル・ゲーム―世界レベルのサッカーを科学する

ビューティフル・ゲーム―世界レベルのサッカーを科学する

やはり、戦術分析サイトでも筆頭にあげられている本がこの2冊
この本を読んでいない人間が、分析を考えられるはずがない

  • Money Ball The Art of Winning An Unfair Game マネー ボール:不公平なゲームに勝利する技術

マネー・ボール (RHブックス・プラス)

マネー・ボール (RHブックス・プラス)

隠れた数字、スタッツを見るという点において、この本の存在を無くしては語れない。
サッカー以外に興味を持たない人間も一読の価値のある本。
特に4章と5章が面白い。


2.日本人著作モノ

  • 人の心に火をつける ~どんな環境でも「人」を伸ばし、結果を出すチームマネジメント~

人の心に火をつける ~どんな環境でも「人」を伸ばし、結果を出すチームマネジメント~

人の心に火をつける ~どんな環境でも「人」を伸ばし、結果を出すチームマネジメント~

平易な言葉で書かれていながら、重要なコトが多く書かれている名著。サガン鳥栖がどうして勝ち上がっていくことができるのかを理解することにも大いに興味深さを覚える一冊。

  • Jリーグサッカー監督 プロフェッショナルの思考法

Jリーグサッカー監督 プロフェッショナルの思考法

Jリーグサッカー監督 プロフェッショナルの思考法

おそらく、日本人著作としては初めてだと思う、現役バリバリの監督、城福浩がどういう考えで思考しているかを述べた本。プロサッカー監督が頭の中で戦術はどのように考えているのか、試合にはどのように臨むのかなど、知ることができる。

  • 勝負哲学

勝負哲学

勝負哲学

前日本代表監督、岡田武史棋士羽生善治との対話によって、監督や棋士の考える要素を深く語っている本。将棋とサッカーでは違う点、サッカー監督の苦労している点が興味深く書かれている。

  • 日本人MF論

日本サッカーMF論

日本サッカーMF論

当人も日本を代表するMFだった藤田俊哉が、ライターの杉山茂樹と同じテーマで語っているはずなのに、何故か論点が噛み合わないことが、興味深い一冊。藤田の「システム論なんていらないでしょ?」という問いに対しての杉山の答えが強烈な印象を残す。

センターバック専門講座

センターバック専門講座

日本代表のセンターバックとして活躍した秋田豊が、センターバックにあれこれを丁寧に書き記している本。守備の1ポジションをこれだけ書いている本は他に例がない。

  • 日本のメッシの育て方

日本のメッシの育て方

日本のメッシの育て方

こちらは、育成部門で成果を上げた著者からの目線で、書かれた内容。その中から書かれる日本のチーム像もブレなく書かれていることで佳作。


3.海外の面白かったモノ

レ・ブルー黒書――フランス代表はなぜ崩壊したか

レ・ブルー黒書――フランス代表はなぜ崩壊したか

2010年の南アフリカW杯で、フランス代表は、どうしてあんなことになってしまったのか。を深く書かれた本。代表の裏にある要素がしっかりと書かれていて、様々な点を知ることができて興味深かった一冊。


4.最後に
サッカーというジャンルを広げて、スポーツという点で面白かった本

  • Scorecasting オタクの行動経済学者、スポーツの裏側を読み解く

オタクの行動経済学者、スポーツの裏側を読み解く

オタクの行動経済学者、スポーツの裏側を読み解く

統計データを上手く取り出して、読み解くという点で、これほど優れた本はない
残念ながらサッカーについての独立した章は存在しないが、スタッツの読み方の深さを教えてくれる意味でも、こんなに面白い本はない。

  • The Perfection Point 世界記録はどこまで伸びるのか

世界記録はどこまで伸びるのか

世界記録はどこまで伸びるのか

今度は、科学的に考えて、人間の限界でどこまでの記録を出すことができるのか?を様々な競技において考えている一冊。ESPNDiscovery Channelで「スポーツサイエンス」のアンカーをやっていて、ジョン・ブレンカスの本。とにかく記録のために必要な要素が何であるかから始まり、考察の深さが素晴らしい。