一応、タイトルが面白そうだったので読んだ
サッカー批評の新刊でございますが
とてもとても残念な内容でした。
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/07/10
- メディア: ムック
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的外れな批判が日本のサッカーをダメにする。
という文言があったわけですが
問題は、「誰の」「どの」発言のことを
的外れだと言っているのかがまず分からなかったことです。
フットボールチャンネルで毎度毎度
「とても的外れ」なことを書いていることでお馴染み
北健一郎とか、清水英斗あたりが
文章を書いていなかったことも、期待はずれでした。
もしかして、過去何年かのサッカーライターの文章の
「痛い部分」だけを抜き出したことが
的外れの指摘なら、かなり自爆だと思えます。
時期的な問題として
やるなら、「コンフェデレーションズカップ終わっての日本代表の批判」をするべきでしたが
方向が決まらない本のよくあることで
内容が薄くて、味もしない、そんなサッカー雑誌ができあがってしまった。
とても残念な内容でした。
サッカー批評というよりも
「サッカー批難」という雑誌に
ここ最近なっているのが、この雑誌のウリです。
批評で大事なことは
現状の分析と
将来の展望です
しかし、最近、それがしっかりしてないわけですから
やっぱり「批評」と思えない雑誌。不思議だ・